移動平均線は、短期・中期・長期の3パターンに分類されます。
表示するチャートによって、用いられる期間も以下のように様々です。
※上記はあくまで一例です。
投資期間に合わせて線を使い分けるのが一般的です。
どう見るの?
線の傾き→トレンドが分かる
例えば、以下の赤枠をご覧ください。
赤枠部分は、短期(5日移動線)で見ると下降。中・長期(25日移動線)で見ると上昇しているのが分かります。
つまり、目先(5日移動線)だけでみると株価が下がっているので、これ以上の株価下落を恐れ、売ったほうがいいのかと思いがちですが、中・長期(25日移動線)でみれば上昇トレンドのため、慌てて売らないほうが賢明かもしれないという判断に役立つわけです。赤枠以降を見ると、株価が上昇し下落は一時的だったことが分かります。
このように、短期線と中・長期線を組み合わせて分析します。
算出方法は?
<例:5日移動平均線の場合>
直近5日の終値を合算し5で割ります。その数値を繋げたものが移動平均線です。
具体的には、以下となります。
上記が移動平均線の基本部分になります。
そして、移動平均線には「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」という重要な2つのサインがあります。
これを知ることで、買い時、売り時などを分析することができるようになります。
ゴールデンクロス・デッドクロスとは