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NY「主要3指数は揃って続伸」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。S&P500とナスダック総合は過去最高値を更新。
ナスダックの最高値更新は過去7営業日で6回。S&Pは6月27日以降で6回となった。
ペプシコが7.5%上昇。ユナイテッド航空が3.1%高、アメリカン航空が1.4%高。
TSMCは第2四半期決算が過去最高益となりAIの需要が一段と拡大していると指摘。
TSMCの米上場株は3.4%高。マーベルは1.6%、エヌビディアは1%上昇。
ネットフリックスが1.9%高。
引け後に発表した第2四半期決算は、最終シーズンの人気が追い風となり、利益が市場予想を上回った。
6月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.6%増。5月の0.9%減から予想以上に回復。
「利下げを延期できる根拠が示された」との解釈。市場予想は0.1%増だった。
自動車、ガソリン、建設資材、食品サービスを除くコアの小売売上高は0.5%増。
5月は0.4%増から0.2%増に下方修正された。
「小売売上高増加の背景には、さらなる価格上昇への懸念がある」という声もある。
5月の企業在庫は前月から横ばい。横ばいは2カ月連続。前年比では1.7%増加。
6月の輸入物価指数は前月比0.1%上昇。
5月分は当初発表の横ばいから0.4%下落に下方修正。市場予想は0.3%上昇だった。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は7,000件減少し22万1,000件。
4月以来、3カ月ぶりの低水準。市場予想は23万5,000件だった。
週間継続受給件数は2,000件増の195万6,000件。
年内の利下げ幅見通しは計0.43%。前日の約0.47%から低下した。
9月FOMCで利下げを再開する確率は50%。
10年国債利回りは4.453%。 5年国債利回りは3.990%。2年国債利回りは3.906%。
30年国債利回りは5.009%。
ドル円は148円台後半。
WTI原油先物8月限は前日比1.16ドル(1.75 %)高の1バレル=67.54ドル。
金先物8月限は前日比13.80ドル(0.41%)安の1オンス=3,345.30ドル。
ビットコインは0.22%安の11万9,676ドル。
SKEW指数は143.72→146.71→151.12。
恐怖と欲望指数は74→75。
7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。4月8日の3がボトム。