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出来高:株価チャートの見方【初心者向け株投資入門】

<所要時間:3分>

簡単にいうと

出来高とは、売買が成立した株数のことです。

※チャートでは下部に棒グラフ形式で表示されます

何が分かるの?

相場に勢いがあるか、取引が活発なのかが分かります。
また、投資家から関心が集まっているかの判断のひとつとしても役立ちます。

出来高が多い=取引が活発(買った人、売った人が多い)

出来高が少ない=取引が少ない(買った人、売った人が少ない)


<こうやって決まる>
例えば、買い注文1,000株、売り注文1,000株づつあり、全て約定(やくじょう)すると出来高は1,000株と棒グラフで表示されます。


見るポイント

出来高が急激に増減した場合、それに続き株価も大きく上昇もしくは下落する傾向が多いことを覚えておきましょう。

※あくまで傾向です。必ずとは限りません。


出来高は株価に先行する、つまり「株価の動きに変化が生じるサイン」です。
例えば、以下のチャートをご覧ください。

出来高

赤枠より以前は、出来高が少ない状態でした。しかし、赤枠部分のように、急激に出来高が増え、それを追いかけるように株価も上昇トレンドに入りました。

逆に青枠部分では、急激に出来高が減り、株価も下降トレンドに入ったことが分かります。

このように出来高の極端の動きは、これから株価が変動する可能性があります。ということを示しています。

※ストップ高・ストップ安の時は、上記の限りではありません。


<補足>
初心者の方は、出来高が極端に少ない銘柄は注意が必要です。
理由としては、保有している株を売りたい時、なかなか買い手がつかず、売れない。なんていうこともある為です。


出来高のポイント、お分かりいただけましたか。ここまで、ローソク足・出来高の見方が分かりました。次回は移動平均線を見てみましょう。お楽しみに。

移動平均線で何が分かる?

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