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NY「反動安」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。「前日の大幅高の反動」との解釈。
モルガン・スタンレーが決算を好感して4.03%高。一方、バンク・オブ・アメリカは0.98%安。
アップルが4.04%安。昨年の「iPhone」の中国出荷台数は17%減少たとの観測を嫌気した。
医療保険のユナイテッドヘルスが軟調展開。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1.4万件増の21.7万件。市場予想は21万件だった。
予想以上に増加したものの、堅調な労働市場と整合する水準にとどまったとの解釈。
1月4日までの1週間の継続受給件数は1.8万件減の185.9万件。
11月の企業在庫は0.1%増と市場予想と一致した。
12月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.4%増加。市場予想は0.6%増だった。
12月の小売売上高は前年比では3.9%増だった。
1月のフィラデルフィア地区連銀製造業業況指数は44.3。
昨年12月のマイナス10.9(修正値)から大きく改善。21年4月以来の高水準。
市場予想のマイナス5.0を大きく上回った。
FRBのウォラー理事が「予想よりも早くより速いペースで利下げする可能性が高まる」とコメント。
発言後、年内の利下げ幅は計約0.43%に上昇。前日は0.37%だった。
次回の利下げが6月のFOMCになる確率は69%。
ウォラー氏の発言前、次回利下げは年内後半と予想されていた。
10日までの週間住宅ローン平均約定金利は、主力の30年固定金利が前週より0.1%上昇し7.09%。
約8カ月ぶりの高水準。上昇は5週連続。
10年国債利回りは4.612%。5年債利回りは4.395%2年国債利回りは4.234%。
ドル円は155円台前半。市場は日銀が0.5%の利上げする確率を約79%とみている。
WTI原油先物2月限は1.36ドル(1.7%)安の78.68ドル。
SKEW指数は167,67→163.54→167.41。
恐怖と欲望指数は29→2810月18日の75がピークだった。(2023年10月5日が20)。