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NY「半導体が復活し、金融セクターは決算好感」
木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。NYダウは続伸。
過去5営業日のうち4営業日で終値ベースの過去最高値を更新。
台湾積体電路製造(TSMC)が強気な見通しを示したことで半導体セクターが堅調。
TSMCの米上場株は9.8%高と急伸。エヌビディアが0.9%上昇。
フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1%高。
保険会社トラベラーズと資産運用のブラックストーン・グループが大幅高。
9月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.4%増。市場予想の0.3%増を若干上回った。
「ガソリン価格の下で消費者が飲食店での支出を増やした」との観測。
9月の鉱工業生産指数(季節調整済み)は前月比0.3%低下。
「ボーイングのストライキや大型ハリケーンに相次いで襲われたことが響いた」との解釈。
市場予想は0.2%低下だった。
8月の企業在庫は0.3%増と市場予想と一致した。前年同月比では2.4%増。
10月のNAHB住宅建設業者指数は43。9月の41から上昇し2カ月連続で上昇。
ただ住宅ローン金利の変動と住宅価格の高止まりが引き続き逆風。市場予想は42だった。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比1万9,000件減の24万1,000件。
市場予想は26万件だった。週間継続受給件数は9,000件増の186万7,000件。
11月FONCで0.25%の利下げ確率は90.3%。前日の93.7%からやや低下した。
金利据え置き確率は9.7%。
12月のFONCで0.25%利下げ確率は73.6%。前日の85.6%から低下した。
2年国債と10年国債の利回り格差はプラス0.113%。
10年国債利回りは4.094%。5年国債利回りは3.904%。2年国債利回りは3.976%。
ドル円は150円台前半。8月1日以来の150円台。
欧州中央銀行(ECB)は預金金利を0.25%き下げ3.25%。利下げは今年3回目。
ユーロ/ドルは一時、11週間ぶり安値となる1.811ドルを付けた
WTI原油先物11月限は0.28ドル(0.40%)高の1バレル=70.67ドル。4日ぶりに反発。
SKEW指数は159.69→161.85→165.82。
恐怖と欲望指数は69→72。(昨年10月5日が20)。