株ニュース
NY「反落」
2019/10/21
週末のNY株式市場は反落。
中国の経済成長鈍化を嫌気したとの解釈。中国の第3四半期のGDPは前年比6.0%増。伸び率は市場予想を下回り1992年の四半期統計開始以来最低だった。
またボーイングが「737MAX」の安全性への懸念から6.8%安。J&Jはベビーパウダーのリコールから6.2%安。
S&P500採銘柄のうち73社が第3四半期決算を発表。このうち83.6%が平均予想を上回って着地した。
今月のFOMCで利下げが決定される確率は90%。
10年国債利回りは1.753%。2年国債利回りは1.577%。ドルは対ユーロで下落。
英国とEUが新たな離脱協定案で合意。英国の無秩序なEU離脱が回避される見通しからユーロ圏が景気後退を回避するとの期待が広がった。
ドル円は108円台半ばで推移。
週間ベースでNYダウは0.2%安、2週ぶり反落。
NASDAQは0.4%高、3週続伸(累計1.9%上昇)。
S&P500は0.5%高、2週続伸(同1.2%上昇)。