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株ニュース

NY「待ち待ちでマチマチ」

2019/08/23

NY株式市場で主要指数はマチマチの動き。市場の焦点はジャクソンホールでのFRBパウエル議長の講演内容。
「FRB内部での金融政策を巡る見解は不一致。利下げに向けた政治的圧力。景気後退の前兆とされる長短金利差逆転の動き。これらの逆風との板ばさみ。7月の利下げがサイクル半ばの調整というスタンスを堅持するだろう」という見方だ。

カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁とフィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁。「現時点で追加利下げの必要はない」と表明している。

高級百貨店のノードストローム、ターゲット、ボーイングなどが上昇。
新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万2,000件減の20万9,000件。市場予想の21万6,000件を下回った。「製造業の減速や景気後退入りへの懸念はあるものの、労働市場は底堅さを保っている」との解釈だ。

8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は49.9と7月の50.4から低下。2009年9月以来約10年ぶりに拡大と悪化の分かれ目となる50を割り込んだ。「指数が心理的な節目を下回ったことでリセッション懸念が一層強まりそうだ」という声が聞こえる。

対中追加関税が事業に響くと予想する回答者は全体の55%。好影響をもたらすとの声は6%未満。貿易摩擦が1―2年継続するとみる向きは3分の1を上回った。

10年国債利回りは2.6%水準。9月FOMCでの利下げ確率は91%。
ユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は小幅に上昇。サービス業が好調だった。
製造業の縮小ペースは鈍化したが、貿易摩擦を背景に先行きの見通しを示す指標は過去6年の最低水準に低下。

ドル円は106円台半ばでの推移。
米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長のコメント。
「長期的な経済成長を支援する手段として政府は減税措置を検討。2020年の米大統領選の前に導入される可能性がある。給与税減税を行う可能性は低いが、個人税が引き下げられ、税率区分が縮小する可能性がある」。

 

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