個人投資家向け 株価情報NAVI

マーケット情報
日本 日経平均株価 40,168.07-594.66 (03/28 15:15)
ドル/円 米ドル/円 151.17-0.09 (03/29 00:43)

株ニュース

No.741「マドをたどって」

2019/08/20

週明けのNY株式は3日続伸。
7月中旬の4日続伸以来の連騰記録となった。
NYダウは寄り付き直後に上昇幅を336ドルまで拡大した場面もあった。
NYダウは26,000ドル台、NASDAQは8,000ポイント台、S&P500は2,900ポイント台回復。
小型株の指数であるラッセル2,000は1.02%高。
米商務省はファーウェイへの禁輸措置の強化を決定。
しかし保守に関わる一部取引のみ認める例外措置は3カ月延長すると発表。
ファーウェイと一部取引を続けているマイクロン・テクノロジーやインテルなど半導体株が上昇。
トランプ大統領がアップルのティム・クックCEOと対中制裁関税の影響を議論。
米政府が、対中制裁関税による米企業業績への影響に配慮するのではないかとの思惑も生じアップルは一時3%上昇。
中国人民銀行は企業の借入コスト低下と減速している景気を後押しすることにつながる金利改革を公表。
ショルツ独財務相はドイツには将来の経済危機に総力を挙げて対処する健全な財政があるとコメント。
最大500億ユーロの追加支出が可能であることを示唆。
景気後退懸念に揺れた逆イールド・ショックから急速に立ち直りつつあるとの見方だ。
ダウ輸送株指数は1.14%、SOX指数は1.9%上昇。
ただ売買エネルギーは低調で3市場の合算出来高は62.8億株。(直近20日平均は75.8万株)。
表面利率1.625%の10年物国債利回りは前週末比0.05%高(価格は安い)の1.60%。
2年債利回りは前週末比0.07%高の1.55%。
「パウエルFRB議長のジャクソンホール講演を見極めたいとの雰囲気も強く相場の下値は堅かった」という見方もある。
一部では「ここから最後のリスク選好相場が始まる」の声。
マイナス利回りの債券は世界で17兆ドル。
「運用目標を達成するには株式などリスク資産にマネーを振り向けざるをえない」という解釈だ。
ドル円は106円台後半。
VIX(恐怖)指数は16ポイント台に低下。
恐怖と欲望指数は19←20→16と反転。
「トランプ大統領の火消しが奏功」という声もある。

週明けの日経平均は寄り付き172円高、終値144円高と3ケタ上昇での続伸。
ただ残念ながら日足は陰線。
先週開けたマドの20,581円は終値ベースでは上回れなかった。
月曜の窓は20,465円ー20,502円。
日経平均は4日ぶりに5日線(20,499円)を上回った。
8月に入って5日線を終値で上回ったのは3度目。
過去2回(9日、14日)はいずれも翌日に200円超の下落だったというのが経緯。
東証1部の売買代金は1兆5,433億円と今年4番目の低水準。
「閑散に売りなし上昇意欲もなし」という空虚な声も聞こえた。
値上がり1,518銘柄、値下がり515銘柄。
新高値35銘柄、新安値34銘柄と指数上昇の割には拮抗。
騰落レシオは81.20と横ばい。
NTレシオは13.76倍。
ドル建て日経平均は16日連続の200ポイント割れ。
25日線からは2.7%、200日線からは3.5%のマイナスかい離。
サイコロは6勝6敗で50%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.761%。
買い方▲13.273%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲3.604%。
買い方▲18.446%。
空売り比率は46.7%で17日連続40%超。
日経HVは13.7、日経VIは20.43。
東証REIT指数は2,081ポイントで7日続伸。
日経平均採用銘柄のPERは11.64倍でEPSは1,766円。
PBRは1.02倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比55円高の20,635円。
高値20,685円、安値20,475円。
8月SQ値20,855円をうかがえる場所まで来た格好。
今月のマドをたどれば20,581円ー20,676円ー20,960円ー21,288円。
この21,288円が月足陽線基準だ。
昨日上値を抑えたボリンジャーのマイナス1σが20,635円。
その先は25日線の21,137円。
下のマイナス2σが20,134円だからこれは遠い。
昨日白くねじれた一目均衡の雲は9月12日まで白い。
そして黒いねじれは9月12日。
勝手雲の下限は20,813円、上限は20,966円。
3週連続の週足陰線を否定して欲しい週。
気学では「後場高の日なれど上放れた時は売り狙え。」
水曜は「後場不時高をみる日。悪目あれば買い狙え。」
木曜は「案外弱き日なり。戻り売り方針良し。」
金曜は「高下しても結局安き日。吹き値売り狙え。」
ゴールドマン・サックス証券が12ヵ月後の日経平均株価の予想を22,600円→22,000円に引き下げ。
同TOPIXは1,675→1,600に下方修正。
理由は「大統領選挙前の米中通商合意はないとの見方に転じた。
FRBによる年内の予想利下げ幅を従来の0.5%→0.75%に引き上げ一段の円高進行を予想。」
「買いたい弱気」という気がしないでもない。

NYダウは249ドル高の26,135ドルと3日続伸。
一時300ドル以上上昇した場面もあった。
NASDAQは106ポイント高の8,002ポイント。
S&P500は34ポイント高の2,923ポイント。
SOX指数は1.87%の上昇。
VIX指数は16.88に低下。
3市場の売買高は62.8億株と減少。
225先物CME円建ては大証日中比55円高の20,635円。
ドル建ては大証比65ポイント高の20,645ポイント。
大証夜間取引終値は日中比70円高の20,650円。
ドル円は106.62円。
10年国債利回りは1.609%。

225先物はアムロ・野村・バークレイズ・パリバが買い越し。
ソジェン・UBS・クレディ・ドイツ・楽天・SBIが売り越し。
TOPIX先物は三菱・日興・シティ・JP・アムロ・みずほが買い越し。
ソジェン・バークレイズ・メリル・クレディ・ドイツが売り越し。

テクニカル的には前田道(1883)、三機工(1961)、
スタジオアリス(2305)、エイジア(2352)、カカクコム(2371)、
プレサンス(3254)、フェリシモ(3396)、KLab(3656)、
ショーケース(4345)、CTS(4345)、扶桑化学(4368)、
オービック(4684)、長谷川香(4958)、メック(4971)、
有沢(5208)、ファーストロジ(6037)、シンコウ工業(6458)、
日MDM(7600)、トップカル(7640)、レオパレス(8848)、
トーセイ(8923)、安田倉(9324)、中部電(9502)、
タナベ経(9644)が動兆。

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット(19日終値)
7/31◆LTS(6560)1,906円→1,293円 ロスカット
8/01◇ワイヤレスゲート(9419)510円→732円 タッチ
8/02★日医工(4541)1,221円→1,187円 調整
8/07◇日東工業(6651)1,970円→2,080円 タッチ
8/08★東エレデバ(2760)1,935円→1,903円 調整
8/09◇UT(2146)1,794円→2,043円 タッチ
8/14◆ワイエイシイ(6298)974円→687円 ロスカット
8/15☆CAP(3965)1,221円→1,274円 堅調
8/16★共栄セキュ(7058)4,565円→4,520円 調整
8/16☆ピックルス(2925)2,267円→2,277円 堅調

 

TOP