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NY「感謝祭前で商い減少ながら4日続伸」
水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って4日続伸。
ハイテク株の回復や12月の利下げ観測の高まりが背景。
AIサーバーメーカー、デル・テクノロジーズの第4四半期業績見通しが市場予想を上回ったことを好感。
デルは5.8%上昇した。
「感謝祭のような休暇前後に見られる典型的なパターン。
出来高が細り個人投資家の楽観ムードがやや強まる傾向がある」という声がある。
感謝祭の前日で、民間航空会社にとって1年で最も旅客需要が高まる日。
S&P1,500航空指数が3.0%高。
農機大手ディアは関税の影響により年間利益見通しが市場予想を下回り5.7%下落。
CMEのフェドウオッチツールによると、金融市場が織り込むる。
JPモルガン・チェースはS&P500は2026年末までに7,500に達するとの見通し。
FRBがこれ以上の金融緩和を行えば、S&P500は来年8,000を超える可能性があるとの見方も示した。
先日はドイツ銀が8,000ポイントの目標を示した。
地区連銀経済報告(ベージュブック)では「、経済活動は大半の地区で、前回報告からほぼ変化がなかった」。
9月の耐久財受注は前月比0.5%増。8月は3.0%増で、2カ月連続の増加。
民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注は0.9%増。
市場予想の0.2%増を上回る大幅な伸びとなった。8月も0.9%増に上方修正された。
コンピューター・電子製品、電気機器・部品、輸送機器、一次金属の受注が大幅に増加。
一方、機械受注はわずかな増加。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、6,000件減の21万6,000件。
7カ月ぶりの低水準。市場予想は22万5,000件だった。
11月15日までの1週間の継続受給件数は7,000件増の196万件。
27日が感謝祭で祝日のため1日早く発表された。
12月の0.25%利下げ確率は84.9%。
10年国債利回りは3.994%。5年国債利回りは3.568%。2年国債利回りは3.479%。
30年国債利回りは4.641%。
ドル円は156円台前半。
WTI原油先物1月限は前日比0.70ドル(1.21%)高の1バレル= 58.65ドル。
金先物2月限は前日比25.00ドル(0.60%)高の1オンス=4,202.30ドル。
ビットコインは1.9%安の8万7,098.02ドル。月初来約20%下落。
SKEW指数は148.60→151.68→145.04。
恐怖と欲望指数は15→18。
昨年7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。11月21日が6。

