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NY「エヌビディアの決算は予想以上に好調で通過」
水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
10月28─29日のFOMCの議事要旨では、参加者がさらなる利下げはインフレ抑制の取り組みを妨げる恐れがあるとの見方を示した。
エヌビディアは上昇。小売り大手ターゲットが下落。
消費者が裁量的支出を控える中、四半期売上高が予想以上に減少した。
エヌビディアの第4・四半期(11─2026年1月)の売上高が650億ドル(プラスマイナス2%)になるという見通し。
市場予想均は616億6,000万ドル。
決算を受け、エヌビディアの株価は引け後の取引で4%超上昇。
ジェンスン・フアン(CEO)は「ブラックウェルの売り上げは桁外れで、クラウドGPUは完売している」とコメント。
エヌビディアの売上高の大半を占めるデータセンター部門の売上高は512億ドルに増加。
市場予想は486億2,000万ドルだった。
第四半期の調整後売上総利益率は75%プラスマイナス5%の見通し。市場予想は74.5%。
同社株は引け後の時間外取引で4%高。
8月の貿易赤字は、前月比23.8%減の596億ドル。輸入減により予想以上に縮小した。
2025年7─9月期の国内総生産(GDP)成長の追い風となる可能性がある。
市場予想は610億ドルだった。
8月の輸入は5.1%減の3,404億ドル。
財(モノ)の輸入は6.6%減の2,646億ドル。輸出は0.1%増の2,808億ドル。
米労働省労働統計局は10月の雇用統計は公表できないことを明らかにした。
理由は政府閉鎖により家計調査のデータ収集ができず、遡及して収集することもできないため。
11月分は当初予定していた12月5日から、16日に延期される。
家計および事業所調査データの収集期間を延長。追加の処理時間を設けるという。
9月雇用統計は20日に発表予定。市場予想は、5万人増。
12月FOMCでの利下げ確率は27%。18日序盤の45%から低下。
10年国債利回りは4.138%。5年国債利回りは3.711%。2年国債利回りは3.595%。
30年国債利回りは4.756%。
ドル円は157円台前半。1月半ば以来の安値水準。
WTI原油先物12月限は前日比1.30ドル(2.14%)安の1バレル=59.44ドル。
金先物12月限は前日比16.30ドル(0.40%)高の1オンス=4,082.80ドル。5日ぶりに反発。
SKEW指数は140.90→142.98→143.05。
恐怖と欲望指数は10→11。
昨年7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。4月8日の3がボトム。

