株ニュース
NY「続伸」
火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。S&P500とナスダック総合は終値ベースで過去最高値を更新した。
米雇用統計の年次改定を受け、来週のFOMCで利下げを再開するとの観測が拡大。
0.25%利下げ確率はほぼ100%。0.5%利下げの確率は約10%。
ユナイテッドヘルスが大幅高。公的医療保険事業の加入者数に関する見通しを好感。
JPモルガン・チェースが1.7%高。アップルは新型iPhoneを発表したが1.5%下落。
前日まで5日続伸していた半導体大手ブロードコムは2.6%安。
人工知能(AI)インフラのネビウスが50%近く急伸。マイクロソフトとの174億ドル規模の契約を好感した。
引け後の時間外取引では、四半期決算を発表したオラクルが12%急伸。
労働省労働統計局(BLS)の統計で、今年3月までの1年間の米国の雇用創出は従来の推計より91万1,000人少なかった。
年次ベンチマーク(基準)改定の速報値によると、2024年4月から25年3月までの雇用者数は59万8,000人下方修正。
下方修正幅のエコノミスト予想は40万─100万人だった。
非農業部門雇用者の月平均の増加数は約7万1,000人。従来の14万7,000人から大幅に下方修正される。
ベンチマーク改定の確定値は来年2月に1月の雇用統計に併せて発表予定。
米国の2024年の補足的貧困率は12.9%。前年から横ばいで推移した。
政府支援などを含まない24年の公式の貧困率は10.6%。前年から0.4ポイント低下した。
2年国債と10年国債の利回り格差は0.528%。
10年国債利回りは4.085%。5年国債利回りは3.612%。2年国債利回りは3.556%。
30年国債利回りは4.727%。
ドル円は147円台前半。
WTI原油先物10月限は前日比0.37ドル高の1バレル=62.63ドルと続伸。
金先物12月限は前日比4.8ドル高の1オンス=3,682.2ドル。3日続伸。
SKEW指数は148.16→148.82→150.93。
恐怖と欲望指数は51→51。
昨年7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。4月8日の3がボトム。