株ニュース
NY「晩夏がようやく到来」
「JOLTSで失業者数が求人数を上回った」
水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
連邦地裁がアルファベット傘下グーグルに検索事業の売却を求めない判断を決定。
これを受け、アルファベットが9.1%上昇。アップルが3.8%高。
両社株の上昇がS&Pとナスダックを押し上げた。
NYダウは小幅安。
ボーイングが2.1%下落。
メイシーズは、通期業績見通しの上方修正を好感して20.7%急伸。
一方、ディスカウントストアのダラー・ツリーは8.4%下落。
7月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数は718万1,000件。
前月から17万6,000件減少。
求人件数が10カ月ぶりの低水準に落ち込む一方、解雇件数は増加。
新型コロナウイルスのパンデミック以降で初めて失業者数が求人数を上回った。
市場予想は737万8,000件だった。
医療・社会福祉セクターの求人数は18万1,000件減少と2カ月連続で減少。
小売業では11万人減少。
芸術・娯楽・レクリエーションセクターでは6万2,000件減少した。
専門・ビジネスサービス分野は5万6,000件減少。
一方、建設・製造・金融活動分野では求人数が増加。
連邦政府の求人数も1万8,000件増。
7月の製造業新規受注は前月比1.3%減少。
市場予想は1.4%減だった。7月は前年同月比では3.5%増えた。
2年国債と10年国債の利回り格差は0.595%に縮小。
朝方は0,638%と4月以来の大きさまで拡大していた。
10年国債利回りは4.218%。5年国債利回りは3.695% 2年国債利回りは3.620%。
30年国債利回りは4.897%。
ドル円は148円台前半。
WTI原油先物10月限は前日比1.62ドル(2.47%)安の1バレル=63.97ドル。
金先物12月限は前日比43.30ドル(1.21%)高の1オンス=3,635.50ドル。
3日連続で史上最高値を更新。
SKEW指数は152.10→151.48→150.22。
恐怖と欲望指数は61→52。
昨年7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。