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NY「SKEW指数は170.55に上昇」

2025/01/14

週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
ナスダック総合は4日続落。一方、S&P500は2カ月ぶりの安値から反発。

ユナイテッドヘルス・グループが3.9%上昇しNYダウも反発。
南カリフォルニアの公益事業会社エジソン・インターナショナルが約12%下落。
AI半導体の輸出規制強化を懸念し、エヌビディアは1.97%、マイクロンは4.31%下落。
モデルナが16.8%安。

12月のNY連銀消費者調査で1年先のインフレ期待は3.0%と横ばい。
3年先は3.0%(前月2.6%)に上昇。一方、5年先は2.7%(前月2.9%)に低下した。
食品の予想価格が上昇。一方、他の主要カテゴリーは下落。
特にガソリン価格予想は22年9月以来の低水準となった。
住宅価格の予想上昇率は3.1%とほぼ横ばい。

2年国債と10年国債の利回り格差は0.477%。22年5月以来の水準となる。
LSEGの推定によると今年中に金利が0.27%引き下げられる見通し。
利下げ1回を織り込んでいることを意味し、その時期は9月か10月になる可能性が高いという。

10年国債利回りは4.790%。一時4.799%まで上昇し、2023年11月以来の高水準となった。
5年債利回りは4.609%2年国債利回りは4.391%。

ドル円は157円台後半。
WTI原油先物2月限は2.25ドル(2.94%)高の1バレル=78.82ドル。
3日続伸で昨年8月中旬以来、約5カ月ぶりの高値水準。

SKEW指数は154.34→151.45→170.55。
恐怖と欲望指数は26→27。10月18日の75がピークだった。(2023年10月5日が20)。

「大幅急落」

週末のNY株式市場で主要3指数は大幅下落。雇用統計が好調だったことでインフレ懸念が再燃。
「FRBが今年の利下げに慎重になる」との見方。
主要株価指数は2週続落。ラッセル2,000指数は2.27%下落。VIX指数は3週間ぶりの高水準。

エヌビディア約3%安となるなど導体株が下落。
早ければ10日にも新たな輸出規制を発表する可能性があるとの報道を嫌気した。
電力会社のコンステレーション・エナジーが25.16%高。
ドラッグストア大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが27.55%上昇。
アルコール飲料大手コンステレーション・ブランズが17.09%下落。

2024年12月の雇用統計で非農業部門雇用者数は25.6万人増加。
市場予想の16万人増を上回った。失業率は4.1%と前月の4.2%から低下。
10、11月分の雇用者数は計8,000人下方修正された。

時間当たり平均賃金は前月比0.3%、前年比3.9%上昇。
11月は前月比0.4%、前年比4.0%上昇していた。
平均週間労働時間は34.3時間で変わらず。

雇用統計発表前はFRBが5月にも利下げを行う見通しだった。
年末までに2回目の利下げが行われる可能性は約50%だった。発表後は利下げ見通しを修正。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)グローバル・リサーチは利上げの可能性も想定した。
6月FOMCでの0.25%利下げ確率は76.31%。

良い数字だった雇用統計が利下げ見直しにつながり悪い雇用統計を求める市場。
どこか本末転倒のような気がする。

1月のミシガン大学消費者信頼感で1年先の期待インフレ率(速報値)は3.3%。
前月の2.8%から上昇し、昨年5月以来の高水準となった。

トランプ次期米大統領が導入を表明している広範な関税措置による物価上昇への懸念が背景。
5年先の期待インフレ率も3.3%。前月の3.0%から上昇し、2008年6月以来の高水準となった。

10年国債利回りは4.763%。5年債利回りは4.579%2年国債利回りは4.383%。
ドル円は157円台後半。
WTI原油先物2月限は2.65ドル(3.58%)高の1バレル=76.57ドル。
昨年10月上旬以来約3カ月ぶりの高水準。週間では3.53%上昇した

SKEW指数は155.10→154.34→151.45。
恐怖と欲望指数は32→27。10月18日の75がピークだった。(2023年10月5日が20)。

 

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