株ニュース
NY「反落」
火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
イランによるイスラエルへのミサイル発射を受け「投資家の警戒感が高まった」との解釈。
ナスダック総合は1%超の下落。一方、中東情勢の緊迫化を背景に、防衛関連株は上昇。
宇宙航空・防衛指数は過去最高値を更新。防衛大手ノースロップ・グラマンが3%上昇。
ロッキード・マーチンが3.6%上昇。
原油価格の上昇を背景にエネルギー株も買われエクソンモービルは2.3%高。
ただ主要3指数は日中安値からは切り返した。
9月のISM製造業景気指数は47.2と前月から横ばい。50を6カ月連続で下回った。
ただ新規受注が改善。支払価格が9カ月ぶりの水準に低下。
金利低下と相まって、向こう数カ月間で経済活動が上向く可能性がある。
先行指標となる新規受注は46.1と、8月の44.6から上昇。
生産は49.8と、44.8から上昇した。一方、雇用は43.9と、46.0から低下。
支払価格は48.3と、54.0から低下し、2023年12月以来の低水準。
月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が32万9,000件増の804万件。
2カ月連続で減少した後に予想外に増加。市場予想は766万件だった。
8月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.1%減。
市場予想(0.1%増)に反して減少した。
国債利回りは低下。2年国債と10年国債の利回り格差は0.12%。
一時は9月19日以来の水準となる0.096%まで縮小した。
10年国債利回りは3.731%。一時9月18日以来の低水準となる3.696%まで低下した。
5年国債利回りは3.508%。2年国債利回りは3.606%。
ドル円は143円台後半。
WTI原油先物11月限は1.66ドル(2.44%)高の1バレル=69.83ドル。
ビットコインは2.89%下落し6万1,943ドル。
SKEW指数は160.99→154.30→158.59。
恐怖と欲望指数は75→69。(昨年10月5日が20)。