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日本 日経平均株価 38,925.63+1,055.37 (09/26 15:15)

株ニュース

No.2760「諸々」

2024/09/18

今週は9月第三週。
NY市場は、20日に株式指数先物、株式指数オプション、個別株オプションの3つが期限を迎える。
いわゆるトリプル・ウィッチング(TW、ストックオプションも含めればクアドルプル・ウィッチング)。
S&P500指数は9月のトリプル・ウィッチング日に比較的弱い経験則があるという。
1982年以降、9月のトリプル・ウィッチング日にS&P500は上昇19回に対して下落が23回。
平均騰落率はマイナス0.03%だった。
ナスダック総合指数は上昇23回に対して下落が19回だったが、
平均騰落率はマイナス0.04%だった。

S&P500株価指数が最高値付近(1%安以内)の水準にある。
1974年以降の利下げ局面を分析した結果、過去10回の利下げサイクルのうち、
5回は開始時点でS&P500種株価指数は52週(過去1年)高値から5%以内で取引され、
3回は1%以内で取引されていたという。
1,984、89、95年の3回は景気後退と関連性のない利下げだった。
一方、2007年と19年の利下げは景気後退開始から7カ月以内に行われた。
利下げ開始から3カ月、6カ月、12カ月と経つにつれパフォーマンスは改善。
リーマンショックに通じる07年は例外的にパフォーマンスが悪化傾向をたどった。
利下げ開始以後の平均パフォーマンス(上昇率)は1カ月で0%、3カ月で4%、6カ月で6%。
12カ月で8.6%だった。

複雑な需給が絡み合う9月末が接近。
直近まで大きな日本株の支え役となっている企業の自社株買いが不在になりやすい。
10月には大型の新規株式公開(IPO)を控えて需給悪化への警戒もある。
一方、配当の再投資や日経平均の構成銘柄変更に伴う売買などが支えとなりそうとの見方。
日本取引所の自主規制法人が定める自社株買いのガイドラインで注視する行為形態として
「決算期末の買い付け」という項目があり、企業による自社株買いが控えられる時期になる。
決算期末以前の5営業日が該当期間。
ただ「高水準の自社株買いが永続的に続くとは想定してないがEPSの引き上げ効果はある」という声もある。
また10月には東京メトロ、半導体メモリー大手のキオクシアホールディングスのIPOを控える。
「2社のIPOで30%ほどの市場で放出されると6,000億円強、50と仮定すると1兆円強の資金を
市場から吸い上げる」という声もある。
一方、9月末は特殊需給の支えもある。9月26日が3月末を中心とする企業の配当権利付き最終売買日、
翌27日は配当落ち日。
この2日間にはパッシブ投資家による配当落ちに伴う運用誤差を極力回避する目的の配当の再投資がある。
配当の再投資として1兆20,000億円程度の買い需要が発生するという見方。
9月末には日経平均の構成銘柄変更に伴い、日経平均には広く1,700億円程度の買い需要も発生見通し。

東証は11月上旬に投資家が期待するポイントやギャップのあるポイントなどをまとめる方針。

水曜後場はストボの実況。

https://www.stockvoice.tv/

大引け後は「株式戦隊アガルンジャー」の生放送。

http://sentai.eimei.tv/

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
9/04◆東エレク(8035)23,445円→22,480円 ロスカット
9/05★グラッドキューブ(9561)1,043円→1,015円 調整
9/06◇クオリプス(4894)7,330円→8,180円 タッチ
9/08☆住信SBIネット銀行(7163)2,867円→2,874円 堅調
9/09◇ハートシード(219A)1,260円→1,385円 タッチ
9/10◆笑美面(9237)2,465円→1,814円 ロスカット
9/11☆ダイブ(151A)3,150円→2,841円 調整
9/12☆HOYA(7741)19,250円→19,195円 堅調
9/13☆レゾナック(4004)3,118円→3,128円 堅調
9/18★ランドネット(2991)1,681円→1,665円 調整

 

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