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株ニュース

No.2678「はて?」

2024/06/24

為替には直物為替取引と先物為替取引がある。
(1)直物為替取引
直物為替取引(以下、直物取引)とは外国為替の売買契約成立と同時に、もしくは成立後二営業日以内に、実際に為替の受け渡しが行われる取引。
受け渡しとは、銀行が取引相手の買った外貨を引き渡して自国通貨を受け取ること、あるいはその逆に取引相手の売った外貨を受け取って自国通貨を引き渡すこと。
具体例には、外貨現金の両替、外貨預金の入出金、外貨建て海外送金において依頼者が銀行に自国通貨建ての相当額を払い、銀行が外貨を送金することなどが挙げられます。

このために存在しているのがコルレスバンク。
米ドルの主なコルレス銀行は、シティバンク、JPモルガン・チェースなど。
ユーロの主なコルレス銀行は、ドイツ銀行。
ポンドは香港上海銀行。
日本では三菱UFJ銀行(旧東京銀行)がほぼ独占。

加えてSWIFTが存在する。
Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunicationの略称。
日本語ではスイフトまたは国際銀行間通信協会などと呼ばれる。
国際銀行間の送金や決済に利用される安全なネットワーク等を提供する非営利法人。
本部はベルギーにある。
1万を超える世界中の金融機関が、SWIFTの標準化された通信フォーマットを利用して日々大量の決済業務等を行っている。
経済制裁でロシアが除外されていることは記憶に新しい。

(2) 先物為替取引
先物為替取引(以下、先物取引)とは将来の特定日ないし一定期間後に、契約時に定めた一定条件(為替の受渡場所、通貨種類と金額、為替相場、受渡期日など)で為替の受け渡しを行う取引のこと。
先物取引の契約を結ぶことを先物予約の締結といい、実際に為替の受け渡しを行うことを予約の実行といいます。
先物取引が行われる理由は、為替相場の変動に伴う危険を回避するため。
輸出企業は外国の輸入企業と外貨建ての輸出契約を結ぶ際、契約締結と同時に、将来輸出代金が受け取れる期日に合わせて、あらかじめ定めた為替相場で外貨を売り渡す契約、
つまり先物取引の売予約を銀行に対して締結しておく。
輸入の場合は逆に、輸入契約時よりも外貨高、自国通貨安が進むと損失を被るので、為替リスクを避けようとする場合は先物取引の買予約を締結しておく。

ただ不勉強ながらFX取引はどうなっているのだろう。
業者との間の契約ということは理解できるが、その先は闇状態。
もう少し詳しく調べる必要はあるかもしれない。
ひょっとすると、為替というのは単なるツールにしか過ぎないのだろうか。
「カバー先」として世界のコルレス銀行などが列挙されているケースが多い。
これって投資家ではなくFX業者のヘッジ先と読み替えることができるのかもしれない。
それこそ「はて?」の世界でもある。

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
6/11◇ペルセウス(4882)318円→397円 タッチ
6/12☆アステリア(3853)543円→550円 堅調
6/13★早稲田学研(5869)1,064円→1,054円 調整
6/14☆UACJ(5741)3,915円→3,915円 堅調
6/15☆SOLIZE(5871)2,225円→2,332円 堅調
6/17☆ノバレーゼ(9160)296円→318円 堅調
6/19☆積水化学(4204)2,188円→2,215円 堅調
6/20★イビデン(4062)6,973円→6,693円 調整
6/21☆ウィルテック(7087)894円→900円 堅調
6/24☆NEC(6701)12,545円→12,850円 堅調

 

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