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株ニュース

No.2608「なんくるないさ」

2024/04/17

電子端末の記事。

日経平均は3月22日に付けた34年ぶりの高値(4万8,888円)から16日までに2,417円(5.91%)下落。
今回の上昇相場が始まった起点は23年10月4日の3万526円。
そこから日経平均が今年3月22日まで33%上昇。
最も大きな調整は昨年10月12日→26日の1,892円幅だった。
昨日の下落で高値からの調整幅がこの記録を上回った。
さらに、直近の安値である3月の月間安値(13日の3万8,695円)も下回った。
半年間の上昇トレンドのなかで、直近安値を下回ったのは今回が初。
1年前からだと・・・。
日経平均は23年4月以降、急ピッチで上昇。
同年7月3日にかけてわずか3カ月で2割上昇した。
日経平均はチャート上で6月16日(33,706円)と7月3日(33,753円)の2つを頂点とする「ダブルトップ」を形成。
その後、レンジ相場に突入した。
23年7月の高値を上回ったのは半年後の今年1月だった。
今回もチャート上で3月4日(40,109円)と同月22日(40,888円)の2つを頂点とする「ダブルトップ」を形成したとみることができる。

東証の「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた取り組み」について24年3月末時点で対応状況を開示した企業の一覧を公表。
3月末時点では開示済みが1,148社。
2月末時点の1,005社から増加した。
ゴールドマン・サックス証券のリポート。
「6月の年次株主総会シーズンを前に東証の要請に積極的に応えようとする上場企業が増えていることを示唆する」と指摘した。
今回の一覧表で注目される4点を解説している。
(1)プライム上場企業の開示企業数は2月と3月は77社前後だった。
4月は96社が新たに加わった。
これにより、プライム上場企業の開示比率は65%となる。
今回追加された96社の平均株価純資産倍率(PBR)は2.0倍と、比較的高い。

(2)1日平均売買代金が1,500万ドル超の高流動性企業では、未対応が73社。
今後、これらの企業に対しては東証の要請への対応を示すよう圧力が高まることが予想される。

(3)東証は、要請に対応している企業の数を把握する。
個々の企業のコーポレートガバナンス報告書の質的な分析により多くの時間を費やす方向へと重点をシフトさせよう。
これに伴い、依然として対応を「検討中」として一覧表に掲載されているプライム上場企業(全体の11%)に対する圧力が高まる可能性がある。

(4)今月末から通期決算発表シーズンがスタート。
未対応の上場企業に対する圧力が続く可能性が高い。
6月の年次株主総会シーズンを控え、かなりの数の企業が具体的な対応を示すことは十分考えられる。
しかし、こうしたカタリストが一巡すれば、東証の月次の一覧表公表によるインパクトは徐々に弱まるだろう。

因みに・・・。
「なんくるないさ」=どんなときも正しい道で努力を重ねていけば、必ず報われるという意味。

水曜後場はストボの実況。

https://www.stockvoice.tv/

大引け後は「株式戦隊アガルンジャー」の生放送。

http://sentai.eimei.tv/

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
4/03☆高千穂交易(2676)3,595円→3,675円 堅調
4/04◇POPER(5134)621円→676円 タッチ
4/05☆重工(7011)1,338円→1,391円 堅調
4/06★ファーストA(5588)2,710円→2,507円 調整
4/08◇GRCS(9250)1,787円→2,380円 タッチ
4/10★HMT(6090)683円→681円 調整
4/11★VIS (130A)1,781円→1,674円 調整
4/12☆フイルム (4901)3,447円→3,471円 堅調
4/15★アピリッツ (4174)1,237円→1,165円 調整
4/17☆日産化学(4021) 5,485円→5,553円 堅調

 

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