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寄前「行き過ぎもまた相場というのが古来からの格言」

2020/02/28

日経平均は寄り付き171円安、終値477円安と5日続落。日足は2日ぶりの陰線。
トランプ大統領が新型コロナについて「米国でのリスクは低い」とコメント。一方で米国疾病対策センター(CDC)がカリフォルニア州で感染者を確認したことでNYダウ先物が下落。歩調を合わせた格好で東京も全面安。昨年10月11日以来4か月半ぶりの2万2,000円割れ。マザーズ指数も下放れで16年2月以来の安値水準。

東証1部の売買代金は3兆1,651億円と3日連続の3兆円超(19日連続の2兆円超)。
値上がり77銘柄(前日620銘柄)。値下がり2,059銘柄(前日1,464銘柄)。
新高値0銘柄(前日4銘柄)。新安値450銘柄(前日359銘柄)。

騰落レシオは59.36(前日64.18)。2016年2月12日の57.72以来4年ぶりの低水準に近似値。
NTレシオは14.00倍。サイコロは3勝9敗で25.0%。右肩下がりの25日線(23,355円)からは6.02%のマイナスかい離。第一時限界水準は超え第二次限界水準(8→10%)に近付いてきた。

右肩下がりになった75日線は23,488円。右肩下がりになった200日線(22,194円)からは1.11%のマイナスかい離。今回の上昇相場の起点だった昨年9月5日以来の200日線割れ。5日線(22,769円)ははるか上。52週線は22,156円。24か月線が22,031円。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲3.591% 。買い方▲16.676%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△5.841%。3日連続のプラスでプラス率拡大。買い方▲28.962%。18年12月25日の▲34.966%に近づいてきた。

空売り比率は47.4%で12日連続の40%超。空売り規制なし銘柄の比率は7.0%(前日7.9%)。
Qiock調査の2月21日時点の信用評価損率は▲15.25%と2週連続悪化。2月21日時点の裁定売り残は199億円減の8,727億円。3週連続の減少。当限は165億円減の6,325億円。翌限以降は34億円減の2,401億円。同裁定買い残は57億円減の5,795億円。2週連続の減少。当限は49億円減の5,228億円。翌限以降は7億円減の567億円。

日経HVは20.6、日経VIは31.40日経平均採用銘柄の予想PERは13.53倍。
EPSは1,622円。PBRは1.06倍。BPSは20,705円。225先物採用銘柄の益回りは7.39%。

ドル建て日経平均は199.46(12月13日が219.64)。東証単純平均株価は59円安の2,034円。(2019年末2,327円、2018年末2,077円、2017年末2,946円)。売買単価は1,747円(前日1861)。
シカゴ225先物終値は日中比625円安の21,225円。高値22,325円、安値21,215円。

気学では「押し目買いの日。ただし急伸高は利入れ良し」。
月曜は「吹き値売り方針の日。初め高くても後安し」
火曜は「安値安値と買い下がり、戻っても尚売らず」。
水曜は「逆行性強き日」。
木曜は「気味が悪くても突っ込み売りは見送り。悪目買い狙え」。
金曜は「高下荒く前後場波動を異にする」。

ボリンジャーのマイナス3σが21,891円。「1年に1度あるかないかの異常値が今年4度目。19年通年にならんだ」とは昨日の日経朝刊「スクランブル」。
ボリンジャのプラスマイナスσ以内の収まる確率は約99.7%だ。マイナス2σ(収まる確率95。4%)が22,379円。RSIが29.84、RCIが4.12。RCIは2月4日の3.02に近付いてきた。

今年4勝3敗の金曜日。週足陽線基準は22,605円。月足陽線基準は22,971円。

3日新甫の2月は荒れた。ファンダメンタル指標もテクニカル指標も底打ち圏ではある。ただ「行き過ぎもまた相場」というのが古来からの格言だ。

 

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