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株ニュース

No.840「25日線のサポートだけが頼りの水曜」

2019/12/04

NY株式市場で主要3指数は3日続落。
NYダウは290ドル安と10月8日以来最悪の展開。
トランプ大統領は「中国との通商交渉合意に期限はない。
来年11月の大統領選挙後まで待った方が良いかもしれない」とコメント。
ロス商務長官は「12月15日に発動予定の中国製品への追加関税。
協議の大きな進展など発動を見送る理由がない限り実施は予定通り。
米中通商合意は今年12月か来年12月か時期はあまり重要でない。
適切な合意を優先」とコメント。
米中貿易摩擦問題への懸念が再燃した。
フランスのルメール経済・財務相。
「米国がフランス製品に対する追加関税を検討していることは受け入れられない。
フランスをはじめEUは報復する用意がある」とコメント。
中国から中南米、そして欧州へと関税路線は拡大した。
SOX指数は1.5%安。
ダウ輸送株指数は2.1%安。
アップルとインテルの下げがキツかった。
債券市場は質への逃避で買われ利回りは低下。
これを受けて金融セクタ-も軟調展開。
「通商面での不確実性を背景とする世界的なリスクオフ」という声が聞こえる。
10年国債利回りは一時1.69%台(前日1.836%)に低下。
低下幅は1018年5月以来の大きさだった。
2年国債利回りは1.53%台に低下(前日1.614%)。
低下幅は10月31日以来の大きさ。
不可解なのはバルチック海運指数の8日続伸。
リスクオフとリスクオンの同居をいう興味深い光景だ。
ドル円は108円台後半での推移。
恐怖と欲望指数は74→64に低下。

火曜の日経平均は寄り付き298円安、一時343円安があって大引け149円安と反落。
ISM製造業の悪化を受けたNY株の洗礼を受けた割には下げ渋った。
前日の上昇幅235円に対し63ほどの下落率。
「余計に期待した分だけ調整した。
押し目があれば買いたいと思っている待機資金の存在を確認したことは成果。
主力株に下ヒゲを引いた銘柄が多い。
個人だけでなく機関投資家も動いたようだ」という見方だ。
「弱材料には耐性を示すここ最近の傾向に変化はない」という声もあった。
日足は2日連続の陽線。
「せめて寄り付き安の後場高での日足陽線に期待の火曜日」の願いは通じた格好だ。
リーマンショック以降まけなしの12月3日に土がついた。
残念ながら終値(23,379円)は5日線(23,410円)を下回った。
ただ25日線のサポートは継続している。
結論は5日線と25日線のレンジということになる。
新興2指数の上昇は師走の風物詩の印象。
値上がり551銘柄、値下がり1,540銘柄。
新高値62銘柄。
新安値7銘柄。
騰落レシオは106.35まで低下。
NTレシオは13.70倍。
25日線(23,248円)からは0.56%、200日(21,639円)からは8.04%のプラスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.662% 。
買い方▲6.192%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.355%。
買い方▲9.823%。
売り比率は41.4%で2日ぶりの40%超。
空売り規制なし銘柄の比率は7.0%。
11月19日時点の信用売り残は370億円増の1兆153億円。
2週ぶりの増加。
同信用買い残は225億円増の2兆2,169億円。
4週連続の増加。
信用倍率は2.24倍→2.18倍に低下。
日経HVは8.9、日経VIは14.77。
日経平均採用銘柄のPERは14.08倍。
EPSは1,660円。
PBRは1.15倍。
BPSは20,330円。
シカゴ225終値は大証日中比195円安の23,135円。
高値23,390円、安値22,900円。
気学では「下寄りすると戻し、上寄りすると押し込む日」
木曜は「前場安いと後場戻す。突っ込み買い良し」
金曜は「前日高かりし時は反落する日」
今日勝手雲が黒くねじれ12月9日にはまた白くねじれる。
25日線のサポートだけが頼りの水曜。
今日マイナスだと水曜(21勝24敗)の年間負け越しが決定する。

市場関係者の指摘は「9月、10月、11月と3か月連続してプラスだった年。
12月も連続してプラスになりやすい。
9→11月連続高というのは1949年→2018年で13回。
そのうち12月がマイナスだったのは1959年、1980年の2回だけ、。
勝率85%。
今年も9→11月は3か月連続プラス」

NYダウは290ドル安の27,502ドルと3日続落。
NASDAQは47ポイント安の8,520ポイント。
S&P500は20ポイント安の3,093ポイント。
ダウ輸送株指数は235ポイント安の10,499ポイント。
SOX指数は1.54%下落。
VIX指数は15.93。
3市場の売買高は74.1億株(過去20日平均は68.3億株)。
225先物CME円建ては大証日中比345円安の23,215円。
ドル建ては大証比日中比345円安の23,215円。
大証夜間取引終値は日中比180円安の23,150円。
ドル円は108.62円。
一時2週間ぶり安値となる108.49円を付けた。
10年国債利回りは1.717%。
2年国債利回りは1.544%。

テクニカル的にはベステラ(1433)、ラクーン(3031)、
ビックカメラ(3048)、ジューテック(3157)、ツルハ(3391)、
サカイオーベ(3408)、ビーロット(3452)、JSB(3480)、
セグエ(3968)、大阪曹達(4046)、沢井製薬(4555)、
鋳鉄管(5612)、大紀アルミ(5702)、岡部(5959)、
東京綱(5981)、三浦工(6005)、インターワークス(6032)、
Nフィールド(6077)、ライドオン’(6082)、デンヨー(6517)、
日ユニシス(8056)、サンリオ(8136)、あおぞら(8304)、
NSW(9739)、いであ(9768)が動兆。

◇━━━ カタリスト━━━◇
ライトアップ(6580)・・・動兆
ライトアップに注目する。
同社は企業の生産性向上のためのITツール導入支援などのコンサルが中核。
「経営課題解決エンジン」が復調。
地銀や信金など地域金融機関との提携が拡大。
地域にとって必要な企業だ。
採用ソフトやセキュリソフトに期待感。
明るい未来のシナリオを書き始めた印象だ。
(1,530円)
チャート
https://finance.stockweather.co.jp/contents/stockdetail.aspx?cntcode=JP&skubun=1&stkcode=6580&exctype=01&ptype=D&contents=1

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
11/14◇LTS(6560)1,368円→1,417円 タッチ
11/15◇リオン(6823)2,515円→2,939円 タッチ
11/18★森六(4249)2,472円→2,353円 調整
11/20◇アドソル日進(3837)2,213円→2,380円 タッチ
11/21◇ホープ(6195)6,930円→8,080円 タッチ
11/22★ヤマシンF(6240)913円→863円 調整
11/25★フルサト(8087)1,685円→1,639円 調整
11/27☆テクノプロ(6028)7,400円→7,560円 堅調
11/28★プレミアG(7199)2,340円→2,333円 調整
12/02☆クレオ(9698)1,760円→1,770円 堅調

 

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