株ニュース
NY「半日立ち合いで商い薄」
2019/12/02
感謝祭明けで半日立ち合いのNY株式市場は主要3指数が5日ぶりの反落。下落して取引を終えた。
「米政府は中国通信機器大手ファーウェイへの販売制限を強化する可能性がある」との報道。米中通商協議を巡る懸念が拡大した。
フィラデルフィア半導体(SOX)指数は1.1%安。年末商戦の幕開けとなる感謝祭明けの「ブラックフライデー」での店舗の集客は例年よりも少なかった。これで小売株セクターが軟調。
週間ベースではNYダウは0.6%高。NASDAQは1.7%高。S&P500は1.0%高。それぞれ2週間ぶりの反発。
月間ベースでNYダウは3.7%高、3カ月上昇(累計6.2%上昇)。NASDAQは4.5%高、3カ月上昇(同8.8%上昇)。S&P500は3.4%高、3カ月上昇(同7.3%上昇)。月間上昇率はいずれも6月以来の大きさだった。
債券市場も感謝祭の祝日から連休に入った市場参加者が多いため商い薄。
10年国債利回りは1.774%。2年国債利回りは1.611%。
11月のユーロ圏消費者物価指数速報値は前年比1.0%上昇と10月の0.7%から加速。ユーロ/ドルは0.09%上昇。ドル円は109円台半ばで推移。