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株ニュース

No.749「物足りなさ」

2019/08/27

週明けのNY株式市場は反発。
NYダウは269ドル高の25,898ドル。
一時300ドル超上昇した場面もあった。
トランプ大統領がG7サミット「中国との交渉を再開する。
とても大きなことが起きるだろう」とコメント。
米中関係が一段と悪化するとの懸念がやや和らいだ格好だ。
前週末にNYダウは623ドル安と急落していたことからのリバウンドとなった。
「イランとの緊張が緩和するとの見方が広がったことも投資家が運用リスクを取る動きを後押しした」という見方もある。
NYダウの上昇寄与度トップはアップルで26ドルの押し上げ要因。
ゴールドマンやボーイングなどが上昇寄与度上位。
値上がり30銘柄で全面高の展開だった。
3市場の売買高は57.1億株(直近20日平均は75.7億株)と減少。
7月の耐久財受注は前月比2.1%増と市場予想(1.1%増)以上に増加。
「米景気減速に対する過度な警戒感が後退」という解釈だ。
10年国債利回りは一時1.44%と2016年7月以来の水準に低下。
終値ベースは1.534%。
2年国債利回りは1.54%。
2-10年債利回りの逆イールド状態は3日間連続。
ドル円は一時106.42円まで売られ終値ベースは106.12円。
ダウ輸送株指数は94ポイント上昇し9,834ポイント。
SOX指数は0.86%上昇とやや物足りない印象。
VIX(恐怖)指数は19.32に低下。
恐怖と欲望指数は木曜25→金曜17→月曜19ポイント。
ドイツのIfo企業景況感指数は94.3と2012年11月以来ほぼ7年ぶりの水準に低下したが見えないフリ。
トランプ大統領の「私はもう、電話について話したくない」とのツイートがリップサービスなのかどうかが気にかかるところ。

週明けの日経平均は寄り付き385円安、大引け449円安の20,261円。
残念ながら日足は陰線。
NYダウの下落率が2.3%、日経平均は2.1%。
ほぼNYに殉じた格好だ。
終値ベースでは今年1月10日以来約7か月半ぶりの安値。
ザラバ安値では20,173円と8月15日の安値20,184円を一時下回ったが8月6日安値20,110円は割れなかった。
朝方は報復合戦激化への警戒感に売り一色。
後場は劉鶴副首相が「交渉を通じた解決を望む」と発言。
トランプ大統領は「中国が交渉再開を望んでいる」とコメント。
下落とはいえ「落ち着いたムード」という見方だ。
日経平均採用銘柄のBPSは20,304円→20,060円に低下。
おかげでPBRは1.01倍と1倍割れは逃れた格好。
「いっそのこと1倍を割れればリバウンド力も高まったのに・・・」という怨嗟の声も聞こえる。
ただ日経平均採用銘柄の益回りは8.70%まで上昇。
「それでも株より債券の方が良いですか?」と問いかけてみたい局面。
因みに10年国債利回りはマイナス0.267%まとマイナス幅を拡大した。
東証1部の売買代金は1兆9,844億円と9日連続の2兆円割れ。
値上がり138銘柄。値下がり1,979銘柄。
新高値14銘柄、新安値392銘柄。
騰落レシオは81.51(前日92.32)まで低下した。
NTレシオは13.7倍。
寄り付きから大引けまで出0.08ポイント低下したは1月4日(0.09ポイント低下)以来の大きさ。
市場では「クジラ」の存在を詮索する声もあった。
一方、今月おの日銀ETF買いは8回。
25日線からは3.4%、200日線からは4.8%のマイナスかい離。
サイコロは8勝4敗で66.7%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.725%。
買い方▲14.109%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.180%。
買い方▲18.646%。
空売り比率は49.2%で112日連続40%超。
空売り規制なし銘柄の比率は10.2%。
日経HVは15.4、日経VIは20.81。
東証REIT指数は3日ぶりの反落。
日経平均採用銘柄のPERは11.49倍でEPSは1,763円。
PBRは1.01倍。
単純平均株価は2,018円と2,000円割れが見えてきてしまった。
シカゴ225先物終値は大証日中比240円高の20,540円。
高値20,600円、安値19,845円。
8月SQ値20,855円が遠い。
月足陽線基準の21,540円はさらに遠い。
ただ何だかなんだと材料は出てくるが、少し長いレンジは2万円⇔22,000円。
短い時間軸では2万円⇔20,800円という格好だ。
ボリンジャーのマイナス1σは20,325円、マイナス2σが19,903円。
気学では「安日柄にして後場急落すること多し。」
水曜は「弱体日。戻り売り方針で駆け引きせよ。」
木曜は「一方に偏して動く。足取りにつくべし。」
金曜は「突っ込み買いの日。逆に上寄り高きは見送れ。」

NYダウは269ドル高の25,898ドルと反発。
NASDAQは101ポイント高の7,835ポイント。
S&P500は31ポイント高の2,878ポイント。
ダウ輸送株指数は94ポイント高の9,834ポイント。
SOX指数は0.86%の上昇。
VIX指数は19.32。
3市場の売買高は57.1億株。
225先物CME円建ては大証日中比240円高の20,540円。
ドル建ては大証比240ポイント高の20,540ポイント。
大証夜間取引終値は日中比240円高の20,540円。
3者揃い踏みは珍しい。
ドル円は106.12円。
10年国債利回りは1.534%。

225先物はアムロ・モルスタ・バークレイズ・HSBC・ソジェン・GS・メリルが買い越し。
野村・三菱・JP・クレディ・ドイツ・みずほ・SBIが売り越し。
TOPIX先物は大和・モルスタ・UBS・シティが買い越し。
JP・日興・GS・メリル・バークレイズ・アムロ・GSが売り越し。

テクニカル的にはフジオフード(2752)、コスモス薬(3349)、
ザッパラス(3770)、インソース(6200)、
USENNEXT(9418)が動兆。

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット(26日終値)
8/08★東エレデバ(2760)1,935円→1,877円 調整
8/09◇UT(2146)1,794円→1,862円 タッチ
8/14◆ワイエイシイ(6298)974円→604円 ロスカット
8/15◇CAP(3965)1,221円→1,124円 タッチ
8/16◆共栄セキュ(7058)4,565円→4,270円 ロスカット
8/19★ピックルス(2925)2,267円→2,186円 調整
8/21◇やまびこ(6250)957円→962円 タッチ
8/22★エボラブル(6191)2,138円→2,011円 調整
8/23★ギークス(7060)3,840円→3,600円 調整
8/26☆イワキ(6237)894円→896円 堅調

 

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