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寄前「上の小島と陸続きになるかどうか」

2019/07/02

7月初日の寄り付きは大きくマドを開けて291円高、終値454円高。2月12日531円高、1月7日477円高に次いで今年3番目の上昇幅。そして令和の時代では最大の上昇幅。

「ともに週明けだった」という指摘もある。「後場の動意の薄さにはやや物足りなさはある」という贅沢な声も聞こえ始めた。

ほぼ全面高の中で目立ったのはハイテクセクター。日経平均上昇寄与度上位は東エレ、ファナック、ファーストリテ、TDK。「仲良くみんなで値上がり」という見方だ。

東証1部の売買代金は2兆2028億円。値上がり2,010銘柄。値下がり108銘柄。新高値96銘柄、新安値3銘柄。
騰落レシオは101.29まで上昇した。25日線(21,069円)、75日線(21,406円)は上向き。200日線(21,632円)はあと少しだ。
25日線からのかい離はプラス3.13%。5%プラスかい離で22,069円と計算できる。

金曜の空売り比率は49.2%で75日連続の40%超。空売り規制なし銘柄の比率は10.5%と3月18日の14.6%に近付いていた。
月曜は41.9まで低下したがそれでも40%超は76日連続。執拗な空売り姿勢は変わらない。空売り規制なし銘柄の比率は6.1%まで低下した。NTレシオは13.71倍。サイコロは7勝5敗で58.3%。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.518%。買い方▲10.014%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.990%。買い方▲15.746%。

日経HVは14.4、日経VIは15.15。東証1部単純平均株価は2,157円(昨年末が2,077円、3月4日高値が2,261円)。日経平均採用銘柄のPERは12.16倍。6月20日以来の12倍台。EPSは1,787円。PBRは1.08倍でBPSは20,120円。
ドル建て日経平均は200.53と終値ベースで200ポイントを超えてきた。昨年10月22日以来約8ヶ月ぶりのことになる。

シカゴ225先物終値は大証日中比90円安の21,680円。高値21,805円、安値21,525円。「米中首脳会談のポジや米朝会談を踏まえれば21,400円ー21,500円レベルに期待できようか」。というのが昨日書いたコメントだったがそれ以上の上昇となった月曜。

6月21日以来の75日線(21,402円)上抜け。5月7日以来の200日線(21,638円)上抜け。13週線は21,399円はサポートに変わった。12ヶ月線(21,777円)と24ヶ月線(21,764円)はまだ上にあって微妙にデッドクロス。週足の一目均衡の雲の下限は21,790円。上抜ければ昨年12月以来のこと。
日足の一目均衡の雲の下限は21,366円で上限は21,557円。これは上抜けた。ボリンジャーのプラス1σが21,317円、プラス2σが21,672円。ココまでは上抜けた。限界値のプラス3σは21,973円。

気学では「変化注意日。後場の足取りに注意せよ」。
水曜は「逆向いの日。突っ込み買い、吹き値売りで駆け引きせよ」。
木曜は「前日の相場に反して動く日」。
金曜は「人気に逆行して動く日。逆張り方針良し」。

7月は「上旬は押し目買い。吹き値は利入れして、下旬押し目あれば買い」。3日のニトリHDや4日のセブン&アイ、ABCマート、5日のイオン。小売を中心に3ー5月決算企業の業績発表が開始。週末は米雇用統計と「懲りない」スケジュールは続く。

5月8日高値が21,639円。7日とのマド埋め水準は21,923円。ここを取ってくれば上の小島がつながることになる。まずは4月12日の高値21,878円が欲しい。上がってくると更に上を欲しがるのも投資心理。あるいは市場心理だ。

 

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