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寄前「NASADQ、ダウ輸送株指数、SOX指数の上昇は東京の上昇要因だが・・・」
木曜の日経平均は寄り付き70円高、終値251円高と3日ぶりの反発。高値引けで日足は2日連続での陽線。明らかに木曜安のリズムは木曜高の変化してきた。これで今年の木曜は7勝16敗。木曜日2連勝となった。
東証1部の売買代金は2兆34億円で4日ぶりの2兆円台回復。値上がり1,711銘柄、値下がり375銘柄。新高値31銘柄、新安値65銘柄。騰落レシオは98.98。
25日線(21,041円)からは1.4%のプラスかい離。200日線(21,645円)からは1.4%のマイナスかい離。75日線(21,406円)は手が届きそうなところまできた。
空売り比率は44.9%で74日連続40%超。日経HVは14.0、日経VIは14.95。
日経平均採用銘柄のPERは11.94倍でEPSは1,787円と高水準キープ。PBRは1.06倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比50円安の21,210円。高値21,300円、安値21,075円。
トランプ米大統領と習近平中国国家主席の首脳会談は午前11時半からの予定。トランプ大統領は「会談で通商合意を得ることは可能。しかし物別れに終われば中国製品に追加関税を発動する」とコメント。結果の如何を問わず「後場は相場が混乱の可能性」という指摘もある。所詮セレモニーと考えれば付和雷同しないことが肝要か。
先週末終値は21,258円。週足陽線基準は21,285円。月足陽線基準は21,410円だから月足は反発した陽線となろう。
13週線(21,404円)が欲しい週末。ボリンジャーのプラス1σが21,308円、プラス2σが21,576円。
気学では「初め高いと反落する、吹き値売り方針の日」。
来週月曜は「突っ込み買いの日。悪目あれば買い方針良し」。
米中首脳会談に紛れて月曜の日銀短観などほとんど話題にもならないのだろう。
NASADQ続伸とダウ輸送株指数大幅高とSOX指数の上昇。
本来は東京市場の上昇要因。為替が少し邪魔した格好だ。
約1.5兆円の配当支払い日なのだが・・・。
大幅高の特異日、鬼宿日だが、木曜高へのリズムの変化でアノマリーが効かくなっているかも知れない。