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株ニュース

No.595「八専」

2019/03/25

日経ヴェリタスの特集は「赤字でも買える 変わるモノサシ、成長見極める3カ条」
良い赤字企業を見極めるポイントは、「成長性」「ビジネスモデル」「財務体質」の3点との指摘。
米国では足元の利益ではなく、売上高成長率などで将来の成長性を見るのが常識となっている」
常識かどうかはわからないが、米国だけでなく、日本も昔からこういう傾向だ。
興味深かったのは「40%ルール」
米国のベンチャーキャピタルがSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)企業が投資適格かどうか判断する指標。
その一つが「40%ルール」
「売上高の伸び率」と「営業利益率」を足して40%を超えているかどうかを見る。
例えば、売上高が60%伸びていれば営業利益率はマイナス20%までが許容範囲。
40%伸びていれば営業損益はトントンでもOK。
しかし売上高が20%しか伸びていなければ営業利益率は20%必要になる。
何事もマニュアル化したがる向きにはわかりやすい。
しかし…。
として「赤字企業も最終的には、黒字化を果たし株主に還元することが求められる。
赤字の間に成長の種をまき、その成果を着実に刈り取れるかどうかが重要だ。
上場時から投資が先行したが、黒字転換。
足元で利益成長を加速させる米アマゾン・ドット・コムの株価は上昇。
だが上場後も通期黒字化できず市場の信頼を損ねたテスラの株価は伸び悩む。
一方でツイッターは18年12月期に通期で初の黒字化を達成。
しかし米国の利用者は伸び悩む。
「市場の期待がしぼんだことで株価は低迷する」という解釈。
市場の期待がしぼめば成長株でもそうでなくでも株価は低迷するのが市場でもある。
そして「ビジネスモデル」
「既存事業が失速すれば、新規事業が収穫期に入る前に投資が続けられなくなるリスクもある。
既存事業と先行投資のバランスも重要だ」
その通りだ。
個人的に注意しているのは、コア事業をあまりにかけ離れた新規事業への進出。
ネット企業の金融化とかIT部品企業の素材進出。
あるいは国内産業の海外展開など「変だ」と思う影には時折ニューフェイスのファンドが株主でいたりする。
赤字に耐える「財務体質」の財務諸表でのチェックポイント。
(1)営業CFの水準はどうか→黒字なら本業で現金を生み出せている
(2)投資CFの赤字幅は適切か→過剰投資に陥っていないか
(3)自己資本比率は高いか→比率が高いほど企業の財務体質は健全
あたりまでのことながらまとめられると「なるほど」となる。

もっとも…。
日経平均の前場の下落幅は一時700円超。
値下がり2,000銘柄超。
それでも逆行高の銘柄はある。
その多くは「好決算」
あるいは「増配」など。
アレコレ右往左往しても、結局市場の人気はココに帰着する。
米中貿易摩擦もブレグジットも、あるいは円高でも何でもこの企業業績には最終的にはかなわない。
ここを忘れて「アアだコウだ」と言ってもそれは隔靴掻痒。
イロハのイを忘れないことが重要だ。
「今日明日至上主義の刹那的相場勘」では市場観測を誤る可能性は高い。
「逆イールドで大変だ」というよりも「逆イールドの後の米株は高い」と言う方が気が利いている。
ボリンジャーのマイナス1σが21,233円、マイナス2σが21,027円。
マイナス3σで20,821円。
NY株式大幅安と109円台の円高トレンドとはいえ、ココまでは下がらないだろう」
自分の説に自信を持ちたいものだ。
限界さえ見えれば相場の急変は怖くはない。

新しく見つけたのは「暦」の「八専」。
「八專門」は選日の一つ。
その日の干支が壬子(甲子から数えて49番目)から癸亥(同60番目)の間の12日間。
その間に干、支ともに同じ五行となるものが壬子、甲寅、乙卯、丁巳、己未、庚申、辛酉、癸亥と8日ある。
だから「八専」と呼ばれる。
十干と十二支に五行を割り当てると、干支の気(五行)が重なる日が全部で12日。
そのうち8日が壬子から癸亥までの12日間に集中。
の期間は特別な期間であると考えられるようになった。
同気が重なることを「専一」と言い、それが8日あることから「八専」。
八専の期間には同気の重ならない日が4日あり、これを「八専の間日(まび)」と言うらしい。
因みに…。
八専の期間は「天干(てんかん)」と「地支(ちし)」が同じ気。
気が偏って良い事はますます良く、悪いことは更に悪く傾きやすくなる。
「準備を怠らなかった人には良い結果が、場当たり的な対応をした人にはそれなりの結果が訪れる」という解釈だ。
「八専」の期間中は、天地が朦朧として、人間社会でもバランスが取りづらくなる。
「八専」はもともと、築城・軍営・出陣・出兵には適さない日(凶日)。
一般には、家作・植樹・地ならしなどの建設的な事柄には良い日。
立ち退き・解体・廃棄など処理的な事柄や婚礼、蓄類の売買には良くない日。
「八専」の期間中は雨が降る日が多いという。

ふと脳裏に「位相転換」という言葉が浮かんできたので「位相」を調べてみた。
「位相とは周期的な運動をするものが一周期の内のどのタイミングにいるかを示す量。
その単位はラジアンを用いる」
これは物理学の世界。
解析学の世界になると「極限や連続の概念を定義できるように抽象空間(集合)に与えられる適当な構造(部分集合)。
トポロジー=柔らかい幾何学ともいう」
相場を抽象空間と捉えれば、時間軸を加えた位相の世界でもあろうか。
位相は転換するが、しかし元の位置にも戻ることもある。
結構使える発想かも知れない。

◇━━━トラッキング━━━◇
…7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
3/07☆豊田通商(8015)3,535円→3,610円 堅調
3/08★ニプロ(8086)1432円→1,421円 調整
3/11◇シンシア(7782)511→600円 タッチ
3/13◇プレミアG(7199)3,155円→3,400円 タッチ
3/14◇リーガル不動産(3497)1,201円→1,173円 タッチ
3/15◇NSW(9739)1,935円→2,246円 タッチ
3/18★MDV(3092)1,166円→1,100円 調整
3/20◇ファンデリー(3137)1,141円→1,179円 タッチ
3/22★じげん(3679)577円→558円 調整
3/25★伊藤忠エネ(8133)924円→914円 調整

 

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