株ニュース
NY「値動き荒く」
2019/02/27
NY株式市場は小幅反落ながら値動きの荒い展開。注目されたFRBパウエル議長の議会証言は「今年の米景気見通しは底堅いとしつつも、FRBが利上げに忍耐強く対応する」。市場では「織り込み済み」との解釈。「さらに上昇するには新たなニュースなど材料が必要」となんでも欲しがる姿勢だ。
S&P500のザラバ高値は昨年9月の終値ベースでの過去最高値まであと4.7%。高値水準にいることは間違いない。
12月の住宅着工件数は年率換算で前月比11.2%減の107.8万戸。16年9月以来の低水準に落ち込み市場予想を下回った。
2月の消費者信頼感指数は131.4と、前月の121.7(上方修正)から9.7ポイント上昇。市場予想を上回る強さで着地。
マチマチの内容だ。
ホームセンター大手ホーム・デポの第4四半期売上高が予想を下回ったことは悪材料視された。
10年国債利回りは2.63%水準。
メイ英首相がEU離脱期限の延期を検討しているとの報道を受けポンドは上昇。
ドイツ銀行は「英国の合意なき離脱離脱」確率を15%→10%に引き下げた。
英国で2回目の国民投票が実施される確率は5%→10%に引き上げ。
ドル円は110円台半ばでの推移。