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NY「薄商いで同意薄」
2019/01/30
NY株式市場で主要指数はマチマチの動き。NYダウは反発。一方、今週の決算発表を控えてアマゾン、フェイスブック、マイクロソフトなどハイテクセクターは軟調。NASDAQとS&P500は反落。
「FOMCの結果や雇用統計の発表も控え、誰も積極的な投資をしたくはないだろう」との指摘。3市場の売買高は約67億株と減少した。
引け後に決算を発表したのがアップル。10~12月のEPSは4.18ドル、1~3月期の売上高は550~590億ドルの見通し。場中の株価は軟調だったがネガティブではなかった印象。
CB消費者信頼感指数は120.2で着地。2017年7月以来1年半ぶりの低水準となった。市場予想は124.7で前月は126.6だった。期待指数は87.3と大統領選前の16年10月以来の低水準。これを受けて10年国債利回りは2.70%水準まで低下した。
英議会は「安全策(バックストップ)の代替と合意なき離脱の拒否」を盛り込んだ修正案を可決。EUのトゥスク大統領は「再交渉しない」としながらも「仮に将来の連携関係を巡る英国の考えが進化すれば、EUは提案を再検討。内容や政治宣言の熱意の水準を調整する用意を整える。英側が根拠のある延期要請を行えば、加盟27カ国は検討の上、全会一致で決める意向だ」とコメント。
ドル円は109円台前半で推移。