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寄前「下げ渋るなら上を目指す可能性もある」
月曜の日経平均は今年初のマイナス。2勝1敗となった。「週末のNYダウは3ケタの上昇にもかかわらず日経平均は一度もプラス圏に浮上せず。弱い動き」との見方だ。決算を控えて動けずという印象。ただ終値の20,649円は5日線(20,642円)で支えられた格好。
寄り付き27円高は霞んでしまった。25日線(20,379円)もサポートだ。金曜まで今年初の3日陽線となった日足は残念ながら陰線。「前日の陽線の柱に収まる陽の陰はらみの組み合わせ。これは年末の下げから戻りを試す局面で出ている」との指摘もある。
13週線(21,013円)が遠い。24ヶ月線(21,350円)を前に足踏みだ。週足の雲の下限が21,684円。雲は6月まで白いままだ。日足のボリンジャのプラス1σが欲しいところ。
東証1部の売買代金は今年6回目の2兆円割れ。値上がり560銘柄、値下がり1,498銘柄。新高値ゼロ。新安値16銘柄。騰落レシオは88.90。
「米年金基金は1月末のリバランスで120億ドルを債券から株式にシフトさせる」という言葉を素直に信用するかどうかという局面。
NT倍率は13.27倍。25日線からは1.3%のプラスかい離。200日線からは6.8%のマイナスかい離。サイコロは5勝7敗で41.7%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.195%。買い方▲13.018%。マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.193%。買い方▲14.402%。空売り比率は46.6%で35日連続40%超。
日経HVは27.8、日経VIは19.99。日経平均採用銘柄のPERは11.96倍。EPSは1,726円。PBRは1.09倍。
週明けのNY株式は軟調。シカゴ225先物終値は大証日中比65円安の20,575円。高値20,825円、安値20,455円。
1月権利配当落ち日だが影響は少なかろう。蛇の生殺しのような展開は避けたいところだ。下げ渋るなら上を目指す可能性もある。
気学では「人気に逆行して動く日。逆張り方針良し」。
水曜は「前後場歩調を異にして動く日」。
木曜は「相場の放れを注意して駆引きする日」。
金曜は「後場高の日。始め安ければ買い狙い良し」。