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NY「ハイテク株の割高なバリュエーションへの意識は継続」
週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
ナスダック総合は反落。S&P500とNYダウは反発。
政府機関の閉鎖は過去最長となり不透明感は拡大。
ハイテク株の割高なバリュエーションへの意識は継続。
主要株価3指数は取引時間の大半で下落していた。
議会で与野党の意見対立解消に進展が見られたとの報道を好感した。
主要株価3指数はすべて週間で下落。ナスダックは週間では3月終盤から4月序盤以来最大の下落率。
第3四半期決算シーズンは終盤。
S&P500採用銘柄のうち446社が決算を発表。そのうち83%の企業が予想を上回る利益となった。
半導体メーカーのマイクロチップ・テクノロジーが5.2%安。テスラが3.7%下落。
オンライン旅行会社エクスペディア・グループは17.6%高。
10月のNY連銀の消費者調査によると1年後のインフレ期待は3.2%と前月の3.4%から低下。
3年後と5年後のインフレ期待はいずれも3%と前月から横ばいで推移。
米世帯の短期的なインフレ期待が低下した。
11月のミシガン大学の消費者信頼感指数(速報値)は50.3。10月確報値の53.6から低下。
2022年6月以来、約3年半ぶりの低水準に落ち込んだ。市場予想は53.2への低下だった。
1年先の期待インフレ率は4.7%と前月の4.6%から上昇。
一方、5年先は3.6%と、前月の3.9%から低下した。
「所得上位20%の世帯が個人消費の40%を占めている。
今年の好調な株式市場を背景に資産効果が高まっている」という声もある。
2年国債と10年国債の利回り格差は0.538%に拡大。
10年国債利回りは4.092%。5年国債利回りは3.680%。2年国債利回りは3.559%。
30年国債利回りは4.696%。
ドル円は153円台前半。
WTI原油先物12月限は前日比0.32ドル(0.54%)高の1バレル=59.75ドル。週間では、2.02%安。
金先物12月限は前日比18.80ドル(0.47%)高の1オンス=4,009.80ドル。週間では0.33%高。
SKEW指数は143.64→143.54→141.27。
恐怖と欲望指数は23→21。
昨年7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。4月8日の3がボトム。

