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NY「続落」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
トランプ大統領が前日発表した自動車関税を受けGMが7%、フォードが3.9%安。
自動車部品メーカーのアプティブとボルグワーナーはともに約5%安。
一方テスラは0.4%高。アップルが1.05%上昇。ディスカウントストア大手ダラー・ツリーは11%急伸。
2月の中古住宅販売仮契約指数は前月比2.0%上昇の72.0。市場予想は1.0%上昇だった。
前年同月比では3.6%低下。
2024年第4四半期の国内総生産(GDP)確報値は年率換算で前期比2.4%増。改定値の2.3%から上方修正された。
米政権の関税措置に起因する価格上昇懸念から自動車など高額商品の前倒し購入が進み、消費支出を押し上げた。
第3四半期のGDP伸び率は3.1%だった。
FRBがインフレを伴わない成長率と見なす1.8%を大きく上回るペースで拡大している。
所得面から経済活動を把握する国内総所得(GDI)は4.5%増。
第3四半期の1.4%から伸びが加速した。2月の財(モノ)の貿易赤字は1,479億ドルと、4.9%減少した。
赤字幅は輸出の増加を背景に縮小。
第1四半期の米経済成長は予測されているほど急速に減速しない可能性があるという声もある。
2月の財の輸出は70億ドル増の1,786億ドル、財の輸入は6億ドル減の3,265億ドル。
商務省が今月6日に発表した1月の貿易赤字は前月比34.0%増の1,314億ドルと過去最大だった。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1,000件減の22.4万件。
市場予想は22万5,000件だった。週間継続受給件数は2.5万件減の185.6万件だった。
10年国債利回りは4.361%。一時4.4%と、2月24日以来の水準に上昇した。
5年国債利回りは4.092%。2年国債利回りは3.996%。
ドル円は151円台前半。
WTI原油先物5月限は0.27ドル(0.39%)高の1バレル=69.92ドル。2月下旬以来、約1カ月ぶりの高値水準。
金先物は38.50ドル(1.27%)高の1オンス=3,061.00ドル。5日ぶりに過去最高値を更新。
ビットコインは0.02%安の8万7,256ドル
SKEW指数は148.68→144.75→140.85。
恐怖と欲望指数は28→28。10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。3月11日の14がボトム。