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No.2856「タリフマンの面目躍如」

「経済指標やイベントでなく関税動向」
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
トランプ大統領が週末に発表したメキシコとカナダ、中国への関税を悪材料視。
ただ大統領がメキシコに対する関税発動を延期した。
当初の大幅安からは下落幅を縮小した。
フォード・モーターが1.9%安、GMが3.2%安。
半導体大手エヌビディアが2.8%安。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)が1.8%安。
1月のISM製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.9。
2024年12月の49.2から上昇。
22年9月以来の高水準。
市場予想は49.8だった。
拡大・縮小の分岐点となる50を超えたのは22年10月以来初めて。
12月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.5%増加。
一戸建て住宅建設の増加を背景に市場予想(0.2%増)を上回る伸び。
12月は前年比では4.3%増。
2024年は6.5%増加した。
2年国債と10年国債の利回り格差は一時0.247%と12月下旬以来最も縮小した。
10年国債利回りは4.553%。
5年債利回りは4.360%
2年国債利回りは4.251%。
ドル円は154円台後半。
WTI原油先物3月限は0.63ドル(0.9%)高の73.16ドル。
ビットコインは一時3週間ぶりの安値まで下落したがその後10万ドル水準に戻した。
SKEW指数は156.70→158.47→155,45。
恐怖と欲望指数は45→44
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
週明けのNYダウは122ドル(0.28%)安の44,421ドルと続落。
高値44,594ドル、安値43,879ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは107.50(前日109.65)。
NASDAQは235ポイント(1.20%)安の19,391ポイントと続落。
高値19,502ポイント、安値19,141ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは95.69(前日98.85)。
S&P500は45ポイント(0.76%)安の5,994ポイントと続落。
高値6,022ポイント、安値5,923ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは107.15(前日117.12)。
週明けのダウ輸送株指数は379ポイント(2.33%)安の15,927ポイントと5日続落。
SOX指数は91ポイント(1.82%)安の4,924ポイントと続落。
VIX指数は18.62(前日16.43)。
NYSEの売買高は11.83億株(前日13.56億株)。
3市場の合算売買高は163.4億株(前日157.8億株、過去20日平均155.7億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比295円高の38,895円。
ドル建ては大証日中比345円高の38,945円。
ドル円は154.75円。
10年国債利回り4.553%。
2年国債利回りは4.251%。
「下落幅(1,052円)も売買代金(5.56兆円)も今年最大」
週明けの日経平均は寄り付き640円安。
終値は1,052円(▲2.66%)安の38,520円と4日ぶりに反落。
3日続落で950円安、3日続伸で554円高。
そして一時1,100円以上の下落。
下げ幅は今年最大で昨年9月30日(1,910.01円)以来の大きさ。
高値38,948円。
安値38,401円。
2日連続で陰線。
3日は39,458円→38,948円に大きなマド。
日経平均は4日ぶりに一目均衡の雲の下。
上限は39,085円。
下限は38,984円。
TOPIXは68.27ポイント(▲2.45%)安の2,720ポイントと4日ぶりに反落。
25日線(2,742ポイント)を9日ぶりに下回った。
75日線(2,717ポイント)を11日連続で上回った。
200日線(2,714ポイント)を10日連続で上回った。
日足は5日ぶりに陰線。
TOPIXコア30指数は4日ぶりに反落。
プライム市場指数は35.15ポイント(▲2.45%)安の1,400.20ポイントと4日ぶりに反落。
東証グロース250指数は8.52ポイント(▲1.31%)安の642.15と3日続落。
25日移動平均線からの乖離は△0.61%(前日△2.02%)。
プライム市場の売買代金は5兆5,630億円(前日4兆6,090億円)。
昨年12月20日(5兆7,153億円)以来の多さ。
売買高は24.85億株(前日18.99億株)。
値上がり154銘柄(前日606銘柄)。
値下がり1,470銘柄(前日976銘柄)。
新高値37銘柄(前日51銘柄)。
新安値58銘柄(前日10銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは109.52(前日109.52)。
東証グロース市場の騰落レシオは98.56(前日100.61)。
NTレシオは14.19倍(前日14.19倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
下向きの25日線(39,323円)から▲2.04%(前日△0.57%)。
4日ぶりに下回った。
下向きの75日線は39,030円。
4日ぶりに下回った。
下向きの200日線(38,635円)から▲0.30%(前日△2.41%)。
11日ぶりに下回った。
下向きの5日線は39,207円。
3日連続で上回った。
13週線は39,095円。
26週線は38,712円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.142%(前日▲16.337%)。
買い方▲6.638%(前日▲5.122%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.925%(前日▲8.153%)。
買い方▲17.024%(前日▲15.833%)。
空売り比率は43.5%(前日38.4%、2日ぶりに40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は10.2%(前日7.8%)。
12月26日、10月24日が14.4%、9月13日が16.4%だった。
日経VIは24.63前日21.00)。
日経平均採用銘柄のPERは15.61倍(前日16.09倍)。
4日ぶりに15倍台。
前期基準では16.14倍。
EPSは2,467円(前日2,459円)。
直近ピークは10月15日2,514円、3月4日2,387円。
直近ボトムは11月14日2,425円。
225のPBRは1.42倍(前日1.46倍)。
BPSは27,126円(前日27,104円)。
日経平均の予想益回りは6.41%。
予想配当り利回りは2.05%。
指数ベースではPERは20.11倍(前日20.74倍)。
EPSは1,915円(前日1,908円)。
PBRは1.95倍(前日2.02倍)。
BPSは19,753円(前日19,590円)。
10年国債利回りは1.245%(前日1.245%)。
プライム市場の予想PERは15.61倍。
前期基準では16.14倍。
PBRは1.34倍。
プライム市場の予想益回りは6.53%。
配当利回り加重平均は2.53%。
東証プライムのEPSは174.42(前日173.11)。
12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は33.1%(前日31.5%)。
12月19日が48.3%だった。
1月31日は31.5まで低下。
プライム市場の単純平均は56円安の2,668円(前日は2,724円)。
プライム市場の売買単価は2,238円(前日2,426円)。
プライム市場の時価総額943兆円(前日966兆円)。
ドル建て日経平均は247.81(前日255.85)と4日ぶりに反落。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比295円高の38,895円。
高値39,150円、安値38,375円。
売買高は44,291枚と増加(前日22,741枚)。
大証夜間取引終値は日中比300円高の38,900円。
気学では火曜は「押し込むと戻す日。悪目買い方針良し」。
水曜は「一方に偏って動く日」。
木曜は「安日柄なれど前日来安き時は小底入れする」。
金曜は「安日柄にして後場急落すること多し」。
ボリンジャーのプラス1σが39,867円。
プラス2σが40,411円。
マイナス1σが38,778円。
マイナス2σが38,235円。
マイナス3σが37,692円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39,756円。
プラス2σが40,416円。
マイナス1σが38,434円。
マイナス2σが37,774円。
マイナス3σが37,113円。
半値戻しは36,841円。
9月配当権利落ち前は38,925円。
日経平均株価の9月月中平均は37,162円。
TOPIXの9月月中平均は2,627ポイント。
中国は春節(→2月4日)。
《今日のポイント2月4日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
10年国債利回りは4.553%。
5年債利回りは4.360%
2年国債利回りは4.251%。
ドル円は154円台後半。
SKEW指数は156.70→158.47→155,45。
恐怖と欲望指数は45→44
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
(2)週明けのダウ輸送株指数は379ポイント(2.33%)安の15,927ポイントと5日続落。
SOX指数は91ポイント(1.82%)安の4,924ポイントと続落。
VIX指数は18.62(前日16.43)。
NYSEの売買高は11.83億株(前日13.56億株)。
3市場の合算売買高は163.4億株(前日157.8億株、過去20日平均155.7億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比295円高の38,895円。
(3)プライム市場の売買代金は5兆5,630億円(前日4兆6,090億円)。
昨年12月20日(5兆7,153億円)以来の多さ。
売買高は24.85億株(前日18.99億株)。
値上がり154銘柄(前日606銘柄)。
値下がり1,470銘柄(前日976銘柄)。
新高値37銘柄(前日51銘柄)。
新安値58銘柄(前日10銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは109.52(前日109.52)。
東証グロース市場の騰落レシオは98.56(前日100.61)。
NTレシオは14.19倍(前日14.19倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
(4)下向きの25日線(39,323円)から▲2.04%(前日△0.57%)。
4日ぶりに下回った。
下向きの75日線は39,030円。
4日ぶりに下回った。
下向きの200日線(38,635円)から▲0.30%(前日△2.41%)。
11日ぶりに下回った。
下向きの5日線は39,207円。
3日連続で上回った。
13週線は39,095円。
26週線は38,712円。
週足では9月23日の週以来38,000円ー4万円のレンジの往来。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.142%(前日▲16.337%)。
買い方▲6.638%(前日▲5.122%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.925%(前日▲8.153%)。
買い方▲17.024%(前日▲15.833%)。
(6)空売り比率は43.5%(前日38.4%、2日ぶりに40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は10.2%(前日7.8%)。
12月26日、10月24日が14.4%、9月13日が16.4%だった。
日経VIは24.63前日21.00)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.61倍(前日16.09倍)。
4日ぶりに15倍台。
前期基準では16.14倍。
EPSは2,467円(前日2,459円)。
直近ピークは10月15日2,514円、3月4日2,387円。
直近ボトムは11月14日2,425円。
225のPBRは1.42倍(前日1.46倍)。
BPSは27,126円(前日27,104円)。
日経平均の予想益回りは6.41%。
予想配当り利回りは2.05%。
指数ベースではPERは20.11倍(前日20.74倍)。
EPSは1,915円(前日1,908円)。
PBRは1.95倍(前日2.02倍)。
BPSは19,753円(前日19,590円)。
10年国債利回りは1.245%(前日1.245%)。
(8)プライム市場の単純平均は56円安の2,668円(前日は2,724円)。
プライム市場の時価総額943兆円(前日966兆円)。
ドル建て日経平均は247.81(前日255.85)と4日ぶりに反落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39,867円。
プラス2σが40,411円。
マイナス1σが38,778円。
マイナス2σが38,235円。
マイナス3σが37,692円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39,756円。
プラス2σが40,416円。
マイナス1σが38,434円。
マイナス2σが37,774円。
マイナス3σが37,113円。
半値戻しは36,841円。
9月配当権利落ち前は38,925円。
日経平均株価の9月月中平均は37,162円。
TOPIXの9月月中平均は2,627ポイント。
中国は春節(→2月4日)。
今年の曜日別勝敗(2月3日まで)
↓
月曜1勝3敗
火曜2勝2敗
水曜2勝2敗
木曜3勝1敗
金曜1勝3敗
「タリフマン(関税男)」を自称するトランプ大統領に翻弄される市場。
カナダとメキシコ、中国からの輸入品に追加関税を課す大統領令に署名。
NYダウは一時、前週末比665ドル(1.5%)安。
S&P500株価指数とナスダック総合株価指数もそれぞれ2%前後下落した場面があった。
ただ米東部時間3日午前に米国とメキシコの両首脳がメキシコへの関税発動の1カ月延期で合意と発表。
NYダウは午後に一時プラスに転じた。
ゴールドマン・サックスの2日のリポート。
カナダとメキシコ、中国への関税が持続的に実施されるとS&P500採用銘柄の1株当たり利益(EPS)は2-3%減少するとの見通し。
政策の不確実性から投資家のリスク許容度も低下しS&P500は5%程度下落しうると指摘した。
トランプ政権の1期目も対中国を中心とする関税政策が株安を招いてきた。
NY連銀が24年12月に公表した分析がある。
18-19年は米国の対中関税や中国の報復関税が公になるたびに米株が下落。
累計では11.5%の押し下げ効果で株式価値で4.1兆ドル(約630兆円)を失ったと試算。
米投資信託協会(ICI)が公表した29日時点の米MMF(マネー・マーケット・ファンド)の純資産残高。
前週から303億ドル減の6兆872億ドルだった。
全体のMMF残は7兆ドル手前で伸び悩んでいる。
内訳は、機関投資家のMMF残が237億ドル減の4兆1,160億ドル。
個人が66億ドル減の2兆7,568億ドル。
個人の減少額は2024年4月の納税支払い以来の規模、納税の特殊要因を除くと21年5月以来の大きさとなった。
◇━━━ カタリスト━━━◇
NISSHA(7915)・・・動兆
祖業の印刷から、タッチパネル製品、蒸着紙・加飾等の産業資材、医療機器の3本柱体制へ移行。
本社は京都。
(1,566円)
━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット(3日終値)
1/21☆アオイ電子(6832)2,028円→2,038円 堅調
1/22★丸山製作所(6316)2,043円→1,973円 調整
1/23★ローツェ(6323)1,820円→1,647円 調整
1/24☆セック(3741)4,760円→4,810円 堅調
1/27★ディスコ(6146)45,840円→42,940円 調整
1/29★ひろぎんHD(7337)1,199円→1,192円 調整
1/30★エフピコ(7947)2,883円→2,962円 調整
1/31★ポエック(9264)1,398円→1,352円 調整
2/02☆LAHD(2986)6,080円→6,150円 堅調
2/03★SUMINOE(3501)2,152円→2,149円 調整