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NY「中小型株のラッセル2,000は3.6%上昇」
木曜のNY市場で主要3指数はマチマチの動き。
ナスダック総合は1.95%安と4月30日以来の大幅な下落率。
S&P総合500も下落。
SOX指数は3%超の下落。
マイクロソフトとアマゾンは2%超、メタ4%下落。
テスラが8.4%急落。
アップルが2.3%安。
一方、中小型株は上昇。
ラッセル2,000は3.6%上昇し、2022年3月以来の高値水準。
合算出来高は126億株と増加。
6月の消費者物価指数(CPI)は、前月比でマイナス0.1%と下落。
前月比でマイナスになるのは2020年5月以来約4年ぶり。
前年比では3.0%上昇。
伸びは5月の3.3%から鈍化。
23年6月以来最小となった。
市場予想は前月比0.1%上昇、前年比3.1%上昇だった。
CPIの前年比上昇率は、2022年6月の9.1%をピークに鈍化。
変動の大きい食品とエネルギー成分を除くコアCPIは前月比0.1%上昇。
伸びは前月の0.2%から鈍化し、21年8月以来最小。
家賃の伸びが0.3%と、21年8月以来最小の水準に鈍化した。
コア指数は前年比3.3%上昇。
伸びは前月の3.4%から鈍化し、21年4月以来最小となった。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万7,000件減の22万2,000件。
市場予想は23万6,000件だった。
6月の財政収支は、赤字が前年同月比71%減の660億ドル。
5月の3,470億ドルから急減。
市場予想は830億ドルの赤字だった。
5月は給付金の支払いがシフトしたことを背景に拡大していた。
6月の歳入は11%増の4,660億ドル、歳出は18%減の5,320億ドル。
9月の利下げ確率は93%に上昇。
10日時点では75%だった。
10年国債利回りは4.212%。
一時、4カ月ぶりの低水準となる4.181%を付けた。
5年国債利回りは4.144%。
2年国債利回りは4.515%。
3月11日以来の低水準となる4.488%まで低下した。
2年国債と10年国債利回り格差はマイナス0.305%。
5月の英国GDPは前月比0.4%増となり、市場予想の0.2%を上回った。
これを受け、8月1日に英中央銀行が利下げするとの見方が後退した。
ドル円は158円台半ば。
一時2%以上上昇し157円台に急騰する場面があった。
WTI原油先物8月限は0.52ドル高の82.62ドル。
ビットコインは0.72%高の5万7,821ドル。
SKEW指数は151.09→156.96→152.23。
恐怖と欲望指数は57→52。
(昨年10月5日が20)。