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NY「NYダウは4日続伸」

2024/05/07

週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。

「利下げ観測に加え、足元の決算発表シーズンは予想から上振れ。
投資家心理が再び上向きつつある」との解釈。
年内に0.46%の利下げがあるとの見方。最初の利下げは9月か11月になると見込んでいる。

個別銘柄では半導体メモリー大手マイクロン・テクノロジーが4.7%高。
メディア大手パラマウント・グローバルが3.1%上昇。ウォルト・ディズニーの上昇が目立った。
マイクロソフトとキャタピラーも上昇。IBMやビザも買われた。
ボーイングが下落。格安航空会社スピリット航空は9.7%急落。終値ベースで過去最安値を更新。

イスラム組織ハマスがイスラエルとの休戦案を受け入れると伝わったことも支援材料。
ただ、最終的な合意に至るかどうかは不透明。影響は限定的だった。

リッチモンド地区連銀のバーキン総裁が「インフレとの戦いに終止符を打つには需要への打撃が必要になる可能性が高い」。
NY連銀のウィリアムズ総裁は「FRBがいずれ利下げを実施する。次の動きが利下げとなる可能性が高い」。

10年国債利回りは4.487%。5年国債利回りは4.486%。2年国債利回りは4.832%。
ドル円は153円台後半。
WTI原油先物6月物は0.37ドル(0.47%)高の1バレル=78.48ドル。

SKEW指数は132.12→135.18→130.08。
恐怖と欲望指数は39→40。(昨年10月5日が20)。


「アップルの6%高を好感」


週末のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。

過去最大規模の自社株買いを発表したアップルが6%高とけん引役。
ハイテク株比率の高いナスダック総合が2%高となった。

週間では3指数とも2週連続高。S&P500採用銘柄のうち397社が決算を発表。
そのうち77%が市場予想を上回る決算を発表した。
アムジェンが11.8%高。オンライン旅行代理店のエクスペディア・グループが15.3%安。

4月の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比17万5,000人増。市場予想は24万3,000人増だった。
3月から予想以上に伸びが鈍化。過去6カ月で最小となり過去1年間の月間平均である24万2,000人も下回った。
失業率は3.8%から3.9%に上昇。ただ4%を27カ月連続で下回った。

時間当たり平均賃金は前年比3.9%上昇。3月(4.1%上昇)から鈍化。2021年6月以来初めて4%を下回った。
雇用統計を受け、9月の利下げ確率は約78%。統計発表前の63%から上昇した。

4月のISMの非製造業総合指数は49.4。
2022年12月以来、1年4カ月ぶりの低水準。市場予想は52.0だった。

債券利回りは低下。
2年国債と10年国債の利回り格差は雇用統計発表直後に一時マイナス0.265%に縮小した。
10年国債利回りは4.513%。5年国債利回りは4.502%。2年国債利回りは4.822%。

ドル円は152円台後半。
WTI原油先物6月物は0.84ドル(1.06%)安の1バレル=78.11ドル。
週間では5.74ドル(6.85%)安。
ビットコインは5.3%上昇の6万1,828ドル。

SKEW指数は133.35→132.12→135.18。
恐怖と欲望指数は36→40。(昨年10月5日が20)。

 

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