株ニュース
NY「S&P500はゴールデンクロス」
2020/07/10
木曜のNY株式市場はマチマチの展開。NYダウとS&P500は反落。
コロナウイルス感染が国内で再拡大。ロックダウン(都市封鎖)措置再導入への懸念が拡大した。
一方、NASDAQは終値ベ―スでの史上最高値を連日で更新。過去6営業日のうち5日は終値ベースでの史上最高値を更新している。
アマゾン、マイクロソフト、アップルなどが上昇を主導。テスラも2.1%高。
一方、ドラッグストアチェーン大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは7.8%安。四半期決算が赤字に転落したことが嫌気された。
S&P500の50日移動平均線が200日移動平均線を上抜ける「ゴールデンクロス」が発生。「短期的な強気相場入り」という見方を後押しした。
週間新規失業保険申請件数は131万4,000件と依然高止まり。ただ4カ月ぶりの水準に減少した。6月第3週時点で何らかの失業手当を受けていた人は3,290万人と依然高水準。
安全資産である国債への需要が根強く利回りは低下。
10年国債利回りは0.608%。2年国債利回りは0.152%。
ドル円は107円台前半。恐怖と欲望指数は52→53。
SKEW指数は138.84と低下。130%超は12日連続。