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NY「連日の過去最高値更新」
2020/01/20
週末のNY株式市場で主要3指数はそろって終値ベースの過去最高値を更新。
昨年12月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比16.9%増の160万8,000戸。2006年12月以来13年ぶりの高水準。
12月の鉱工業生産指数は製造業部門は0.2%上昇。市場予想は0.2%低下だった。
自動車・同部品の生産が落ち込む一方、ほかの耐久財や食品・飲料・その他のモノが増加。
中国の2019年のGDP伸び率は6.1%。1990年以来29年ぶりの低水準。
ただ12月の鉱工業生産と投資の伸びが加速するなど他の経済指標が予想を上回ったことを好感。
グーグル親会社のアルファベットが2.0%高。前日の取引終了間際に時価総額が1兆ドルを超えた。時価総額が1兆ドルを超えるのはアップルなどに続き4社目。
週間ではNYダウが1.82%、NASDAQが2.29%、S&P500が1.96%上昇。
堅調な米経済指標や良好な企業決算を受け国債利回りは上昇(価格は下落)。
10年国債利回りは1.825%。2年国債利回りは1.565%。10年債利回りは一時1.849%まで上昇した。
「米国株が最高値を更新しても10年債利回りが2%を超えるとは思われない」という声も聞こえる。
ドル円は110円台前半で小動き。恐怖と欲望指数は89→89と横ばい。
月曜のNY市場はキング牧師生誕の日で休場。