株ニュース
NY「実態よりもムードで動いている」
2019/12/16
週末のNY株式市場で主要3指数は過去最高値を更新。
トランプ大統領は「米中が第一段階の通商合意に到達した」とコメント。15日に予定していた対中追加関税の発動を見送る方向となったことを好感。英総選挙で与党・保守党が勝利。「年初から市場の重しになっていた2つの大きなリスクが少なくとも当面は解消した」という見方だ。
S&P500は週初から0.7%上昇。過去10週間のうち9週上昇となった。好調な米経済指標やFRBの金融緩和などが株価押し上げ要因となりS&P500種は年初から26%上昇。
11月の小売売上高は前月比0.2%増と市場予想の0.5%増を下回ったが影響は限定的。実態よりもムードで動いているのは日米共通だ。
10年国債利回りは1.824%。2年国債利回りは1.607%。ドル円は109円台前半。
SKEW指数は132.68と3日続落。ただ130以上は5日連続。
恐怖と欲望指数は62→70→75に上昇。