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株ニュース

No.848「金利如何」

2019/12/11

火曜のNY株式市場で主要3指数は小幅続落。
15日に発動予定の米国の対中追加関税への警戒から上下にブレても終値は小幅。
もとも対中関税発動は延期する方向で調整との報道もある。
11日のFOMCは金利据え置き予想。
ただ消費者物価指数(CPI)ECB理事会なども材料視されたきた。
通過すれば関心を示さない材料でも事前には何かとスケジュール視されるのは市場の癖なのだろう。
背景は「何もなければ動けない」という悲しい現実なのかも知れない。
北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新たな貿易協定「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の修正文書に各国署名。
ただ反応薄。
国債利回りは小幅に上昇傾向。
10年国債利回りは1.841%。
2年国債利回りは1.653%。
12月の独ZEW景気期待指数は10.7。
前月のマイナス2.1から予想以上に改善し市場予想(0.0)を上回った。
ユーロは0.28%高の1.1,093ドル。
英GDPは前年比0.7%増と約7年ぶりの鈍い伸びとなったがポンドは対ドルで8カ月ぶり高値を更新。
ドル円は108円台後半。
恐怖と欲望指数は68→65に低下。

火曜の日経平均の寄り付き58円安、終値20円安。
4日ぶりの反落ながら日足は5日ぶりに陽線。
売り一巡後は戻したがFOMC、英国総選挙、追加関税発動期限など動けず材料満載。
方向感に欠ける展開となった。
「過去3日間の上昇幅295円に対し下落率は6.8%。
NYダウの3日続伸に対しての下落率は20.5%だった。
日本株の方が底堅い」という見方もある。
ジャスダック平均は13連騰。
マザース指数は反発。
東証1部の売買代金は1兆9,043円と拡大。
値上がり989銘柄、値下がり1,035銘柄。
新高値161銘柄と4日連続の3ケタ。
新安値2銘柄。
騰落レシオは105.86。
NTレシオは13.60倍。
サイコロは7勝5敗で58.3%。
25日線(23,319円)からは0.39%、200日(21,702円)からは7.87%のプラスかい離。
5日線(23,326円)は右肩上がりに変化しデッドクロスは免れた。
白くねじれた勝手雲の上限は23,323円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.981% 。
買い方▲5.894%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.589%。
買い方▲10.684%。
売り比率は40.0%で3日ぶりの40%台。
空売り規制なし銘柄の比率は6.7%。
12月6日時点の信用売り残は134億円増の1兆287億円。
2週連続の増加。
同信用買い残は392億円増の2兆2,561億円。
5週連続の増加。
信用倍率は2.19倍(前週2.18倍)。
日経HVは9.5、日経VIは15.98。
日経平均採用銘柄のPERは14.19倍。
EPSは1,649円。
PBRは1.15倍。
BPSは20,356円。
シカゴ225終値は大証日中比変わらずの23,450円。
高値23,480円、安値23,265円。
気学では「人気に逆行して動く日」
木曜は「後場へかけてよく動く日。前止めの足取りにつけ」
金曜は「転機を司る重要。波動につくべし」
週末はメジャーSQ。
11月SQ値は23,637円と幻。
9月メジャーSQ値は21,981円。
6月21,060円、3月21,348円、昨年12月が21,618円。
昨年10月の23,313円、9月のメジャーSQ値は23,057円。
昨年1月SQ値23,723円を抜ければその先は1991年。
バブルへの復活開始となるのだが・・・。
今年21勝26敗と負け越しの水曜日。
意地を見せて欲しいものだ。

昨日10年国債利回りは一時0.00%。
9ヶ月ぶりに「鏡の国のアリス」から脱却した。
日銀の追加緩和観測などでの金利上昇を見込む声が多いという。
加えて税収は法人税が2兆円程度下振れ予測。
背景は米中貿易摩擦による法人税の減収だ。
遅行指標として捉えたいところだが、その結果2兆円程度の赤字国債が発行されることになる。
典型的な悪い金利上場の場面だが、市場がどう捉えるかは興味深い。
モルガン・スタンレーは150人程度のリストラ方向。
理由は「2020年以降の事業環境の悪化」。
しかし「トルコリラでの巨額損失」という指摘もある。
ドイツ銀行と並んで金融機関がトリガーになる可能性が出てきたということだろうか。
この見えないフリが吉か凶かは時間が解決してくれるのだろう。

一方でSEMI(国際半導体製造装置材料協会)。
2021年の半導体装置の世界販売額が668億ドル(約7.3兆円)との予測。
20年度比10%増の見通しだ。
背景は5Gの拡大。
悪くはない。

NYダウは27ドル安の27,811ドルと続落。
NASDAQは5ポイント安の8,618イント。
S&P500は3ポイント安の3,132ポイント。
ダウ輸送株指数は46ポイント安の10,629ポイント。
SOX指数は0.35%上昇。
VIX指数は15.81。
3市場の売買高は63億株(過去20日平均は67億株)。
225先物CME円建ては大証日中比変わらずの23,450円。
ドル建ては大証比日中比変わらずの23,450円。
大証夜間取引終値は日中比変わらずの23,450円。
ドル円は108.70円。
10年国債利回りは1.841%。
2年国債利回りは1.653%。

テクニカル的にはフィードワン(2060)、三井製糖(2109)、
JACR(2124)、カゴメ(2811)、グンゼ(3002)、
神戸物産(3038)、ケイアイ(3465)、テンポイノ(3484)、
さくら(3778)、フルービット(3843)、gumi(3903)、
第一三共(4568)、大塚(4578)、オービック(4684)、
TDC(4687)、OBC(4733)、ソフトブ(4779)、
ISID(4812)、アース(4985)、MORESCO(5018)、
アキレス(5142)、リクルート(6098)、日東工器(6151)、
津田駒(6217)、ナブテスコ(6268)、木村化工機(6378)、
前沢工(6489)、日新電(6641)、シャープ(6753)、
ローランドDG(6789)、千代田イン(6915)、アイオデータ(6916)、
ネットワン(7518)、JMS(7702)、インタアク(7725)、
アートネ(7823)、セイコー(8050)、神鋼商(8075)、
フルサト(8087)、加賀電子(8154)、千趣会(8165)、
上新電(8173)、いなげや(8182)、H2O(8242)、
四国銀(8387)、野村(8604)、サカイ(9039)、
日新(9066)、C&F(9099)、渋沢倉(9304)、
日テレ(9404)、アイネット(9600)、ケーユー(9856)、
やまや(9994)が動兆。

◇━━━ カタリスト━━━◇
ナノキャリア(4571)・・・動兆
ナノキャリアに注目する。
同社は「ミセル化ナノ粒子」を使った新薬開発が中核。
がん向けに特化していたが他の領域も開拓。
ナノテクをベースにした化粧品も展開している。
世界各国で治験を継続。
(350円)
チャート
https://finance.stockweather.co.jp/contents/stockdetail.aspx?cntcode=JP&skubun=1&stkcode=4571&exctype=01&ptype=D&contents=1

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
11/25★フルサト(8087)1,685円→1,665円 調整
11/27☆テクノプロ(6028)7,400円→7,660円 堅調
11/28★プレミアG(7199)2,340円→2,345円 調整
12/02★クレオ(9698)1,790円→1,784円 調整
12/03◆インフォネット(4444)1,966円→1,859円 ロスカット
12/04★ライトアップ(6580)1,530円→1,528円 調整
12/05☆萩原工業(7856)1,637円→1,697円 堅調
12/06☆SI(3826)874円→903円 堅調
12/09★エスプール(2471)730円→737円 調整
12/10★ハピネット(7552)1,457円→1,415円 調整

 

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