株ニュース
NY「ブレグジットで右往左往」
2019/10/18
NY株式市場は企業の好決算を背景に主要3指数がそろって上昇。
英国とEUはブレグジット協定案を修正することで合意。ジョンソン英首相は議員に対し19日の下院での特別審議で合意を承認するよう呼び掛けたことも好材料。ただ北アイルランドの地域政党・民主統一党が19日の議会審議で新たな合意案に反対する意向を表明。英野党・労働党のコービン党首も新たな合意に労働党は不満だとコメント。
当初は楽観視され株高債券安の展開となったが、その後巻き戻した格好だ。中国商務省が米国の通商交渉で可能な限り早期に段階的な合意に達し関税の撤回を進展させたいと表明したことは好感。
フィラデルフィア地区連銀業況指数は5.6と9月の12.0から低下。住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比9.4%減の125万6,000戸。鉱工業生産指数は製造業部門が0.5%低下。
GMのストライキが重しとなり、前月の0.6%上昇から反転した。市場予想は0.2%低下だった。前年比では0.9%低下。
10年国債利回りは1.74%水準。
ドル円は108円台後半。
恐怖と欲望指数は47→50に上昇。