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株ニュース

No.760「悪が消えて善が浮かぶ」

2019/09/05

《鳥取遠征のため後場編はお休みさせていただきます》

NY株式は反発。
財新の8月中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は5月以来3カ月ぶりの高水準。
政府が「逃亡犯条例」改正案の撤回を表明した香港での情勢改善。
英議会がEUからの「合意なき」離脱回避に向けた法案を可決。
悪材料が減少し市場心理が上向いた格好。
「月初の悲観論の一部がやや和らいでいる」という見方だ。
ベージュブックは「製造業部門が世界的な景気減速の影響を受け、米経済はここ数週間控えめなペースで成長。米経済が近くリセッションに陥る公算は小さい」で着地。
2年国債利回りは2017年9月以来の低水準。
10年国債利回りは1.47%水準。
アトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPナウ」によると第3四半期の米GDP伸び率見通しは年率1.5%。
3日時点の1.7%から低下した。
朝方発表された7月の米貿易赤字は縮小したものの、見通し引き上げには寄与しなかった。
世界的なリスクオン傾向からドルと円は下落。
英ポンドは上昇した。
悪材料の駒は大分消えた。
あとはトランプ大統領がこの好環境に乗じてネガになるのか、あるいはポジで追いつくのかが課題。

水曜の日経平均は寄り付き47円安、一時71円安があって終値23円。
小幅続伸で日足は2日連続陽線。
ただTOPIXは小幅下落。
マザーズ指数とジャスダック平均は下落とマチマチの展開。
米ISM製造業の50ポイント割れを背景にNY株は大幅安だったが追随しなかったことになる。
背景は円高トレンドにならなかったことと中国財新PMIの好調。
ファーストリテの上昇寄与度が高かったという個別事情もあった。
東証1部の売買代金は1兆5,951億円と3日連続の2兆円割れ。
値上がり482銘柄、値下がり1,587銘柄。
新高値22銘柄、新安値51銘柄。
騰落レシオは78.67に低下。
5日線(20,611円)、終値(20,649円)、25日線(20,665円)。
「日経平均は2つの線の間に収まった格好で一段と煮詰まった状態」という声もあった。
NTレシオは13.70倍。
25日線からは0.4%、200日線からは2.8%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.810%。
買い方▲12.656%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.152%。
買い方▲19.297%。
空売り比率は46.7%で119日連続の40%超。
Quick調査の8月23日時点の信用評価損率は▲15.93%と2週ぶりの悪化。
8月30日時点の裁定買い残は前週比78億円増の4,886億円。
3週連続の増加。
当限は78億円増の4,257億円、翌限以降は2億円減の628億円。
同裁定売り残は325増の1兆9,384億円。
7週連続の増加。
当限は895億円減の1兆5,597億円、翌限以降は1,220億円増の3,786億円。
日経HVは12.5、日経VIは17.50。
東証REIT指数は反発。
日経平均採用銘柄のPERは11.72倍でEPSは1,761円。
PBRは1.02倍。BPSは20,047円。
シカゴ225先物終値は大証日中比115円高の20,815円。
高値20,815円、安値20,555円。
大証夜間取引終値は日中比120円高の20,820円。
8月1日以来の25線上抜けに期待。
ボリンジャーのマイナス1σが20,369円、25日線が20,665円、プラス1σが20,961円。
5日線は20,661円。
勝手雲の下限が20,545円で上限が20,951円で雲の中が3日連続。
一目均衡の雲の下限は21,056円。
気学では「下寄り買い。上寄り売りの日。」
金曜は「安日柄なれど前日来安き時は底入れする。」
煮詰まって整ったという印象。
今週は木曜安のアノマリーではなかろう。
日経1面で「持ち合い株、解消加速。」
バブル時は全体の34.1%だったが今は10.1%。
30年にわたる持ち合い解消もようやく終焉を迎えるのだとしたらむしろ好材料と考えたい。

NYダウは237ドル高の26,355ドルと反発。
NASDAQは102ポイント高の7,976ポイントと反発。
S&P500は31ポイント高の2,937ポイントと反発。
ダウ輸送株指数は119ポイント高の10,111ポイント。
SOX指数は2.78%の上昇。
VIX指数は17.36。
3市場の売買高は69.1億株と増加(過去20日平均は69.1億株)。
225先物CME円建ては大証日中比115円高の20,815円。
ドル建ては大証比110ポイント高の20,810ポイント。
円建てがドル建てを上回ったことは吉兆。
大証夜間取引終値は日中比120円高の20,820円。
ドル円は106.38円。
10年国債利回りは1.470%。
2年国債利回りは1.435%。
2017年9月以来の低水準となった。
再び逆イールド。

225先物はソジェン・JP・GS・HSBC・アムロ・メリル・松井が買い越し。
みずほ・バークレイズ・SBI・楽天・カブコム・マネが売り越し。
TOPIX先物は野村・ドイツ・JP・パリバ・アムが買い越し。
シティ・バークレイズ・大和・メリル・GSが売り越し。

テクニカル的にはプリマ(2281)、ディップ(2379)、
アダストリア(2685)、JINS(3046)、アカツキ(3932)、
協和キリン(4151)、中国工(5974)、石川製(6208)、
タツモ(6266)、ウシオ(6925)、コナカ(7494)、
スギ(7649)、クボテック(7709)、任天堂(7974)、
東エレ(8035)、オリ(8591)が動兆。
12月20日(金)21日(土)東京IRイベント

◇━━━ カタリスト━━━◇
セック(3741)・・・動兆
セックに注目する。
同社はリアルタイムソフトウェア技術が中核。
モバイル端末向けや防衛分野、ロボットで開発受託増。
宇宙先端システム、ロボット向けなどに期待感。
早稲田大学や九州工業大学と、AI(人工知能)分野の研究を共同推進。
業績は好調で受注残も豊富。
(30,201円)
チャート

http://www.stockweather.co.jp/sw2/detail.aspx?code=3741

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット(4日終値)
8/19☆ピックルス(2925)2,267円→2,361円 堅調
8/21◇やまびこ(6250)957円→994円 タッチ
8/22★エボラブル(6191)2,138円→2,063円 調整
8/23★ギークス(7060)3,840円→1,563円(分割) 調整
8/26☆イワキ(6237)894円→907円 堅調
8/28★京急(9006)1,936円→1,940円 調整
8/29◇日製鋼(5631)1,781円→1,903円 タッチ
8/30☆ヨシムラ・フード(2884)822円→827円 堅調
9/02★ダイトロン(7609)1,200円→1,200円 調整
9/04☆京写(6837)282円→288円 堅調

 

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