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NY「ダウ輸送株指数は3%超の下落」

2019/07/18

NY株式市場は続落。鉄道輸送大手CSXの冴えない決算を悪材料視。第2四半期決算は利益が予想を下回り、通年売上高見通しを下方修正。貿易摩擦が影響し上期のトラック・鉄道の貨物輸送量が減少したことが背景。同社株は10.3%下落。1日としては2008年以来の大幅な下げとなった。「米中貿易摩擦が米企業業績に悪影響を及ぼすとの懸念が高まった」との解釈だ。

ユニオン・パシフィックも6.1%安。BNSF鉄道を傘下に持つバークシャー・ハザウェイも下落。ダウ輸送株指数の3%近い下落の背景となった。

地区連銀経済報告(ベージュブック)では「通商問題が輸送企業や製造業への重しとなっている」との指摘も見られた。ただ「米経済が過去数週間、引き続き緩やかに拡大。貿易摩擦による影響にかかわらず全般的な見通しはおおむね明るい」という認識だ。

ネットフリックスは時間外取引で約11%急落。第2四半期の世界の有料契約者数が市場予想を下回る増加にとどまったことが悪材料。一方バンク・オブ・アメリカは0.7%高。第2四半期決算は個人向け金融部門が好調で利益が市場予想を上回った。低金利環境の継続が見込まれる中、通年の純金利収入見通しを下方修正したが見えないフリ。

主要3指数揃って安値水準での引けとなった。ただ主要3指数はプラスからのスタートだった。
住宅着工件数が年率換算で前月比0.9%減と2カ月連続で落ち込んだ。一戸建て住宅が持ち直す一方で集合住宅が急減。住宅着工許可件数は6.1%減少し2年超ぶりの低水準。

10年国債利回りは2.04%水準と前日の2.12%水準から低下。今月の利下げ確率は0.25%利下げが65%、0.5%利下げは35%。

IMFが年次の「対外部門の安定性に関する報告書」を公表。「ドルについて短期のファンダメンタルズに基づき6─12%過大評価」とのコメントからドルは全面安。

ドル円は107円台後半。VIX指数は13.97。恐怖と欲張り指数は55→46に低下。

 

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