株ニュース
NY「続落」
2019/05/21
週明けのNY株式市場で主要3指数は続落。NYダウの終値は84ドル安だが朝方に一時200ドルあまり下げる場面もあった。
中国の通信機器大手ファーウェイとの取引を事実上禁じる米政府の措置を懸念。相次いで同社へのサービスや部品の供給を止める企業の動きが伝わり米中貿易摩擦懸念が高まったとの解釈。
半導体セクターが下落を主導しクアルコムとザイリンクスは7%安、インテルは3%安。スマホの生産・販売で中国に依存するアップルは3%近く下落。NYダウ平均を押し下げた。
中国売上高が大きい建機のキャタピラーや工業製品・事務用品の3Mも下落。一方携帯電話3位のTモバイルUSと同4位のスプリントの経営統合の承認方向からスプリントは一時28%上昇。
シカゴ連銀全米活動指数は予想を下回って着地。消費者物価指数は予想を下回る伸びとなり前月から伸びが鈍化。
表面利率2.375%の10年物国債利回りは前週末比0.02%高い(価格は下落)2.41%。
円は109円81銭まで買われた後110円06銭まで売られ最終的には110円レベルでの推移。
VIX(恐怖)指数は16.31。SKEW指数は115.25と続落。SOX指数は4.02%下落。ダウ輸送株指数は0.32%続落。