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寄前「続伸期待と木曜安のアノマリーの交錯」

2019/05/16

水曜の日経平均は8日ぶりの反発。寄り付き45円高、前引け15円安、終値121円高で令和最初の上昇。日足は連続3本陽線。ようやく長いトンネルと抜けた格好だ。これで今年の水曜は9勝9敗の五分に戻した。

NY株式は反発していたが前場の東京の動きは鈍く一時下落場面もあった。
中国の経済指標は市場予想を下回って着地。しかし「経済対策への期待感」と解釈がすり替わった格好。「丸い卵も切りようで四角」という声もある。

26週線(21,204円)、5日線(21,238円)、75日線(21,394円)までは届かなかった。先週末の5月SQ値21,451円は回復できず4連敗。
値上がり1,359銘柄、値下がり716銘柄。新高値65銘柄、新安値146銘柄と減少。
騰落レシオは77.76。NTレシオは13.72倍。25日線からは3.0%、200日線からは3.1%のマイナスかい離。5月13日に25日線が接戦となってからは逆に離れてきた。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.419%。買い方▲13.090%。
空売り比率は45.9%で44日連続の40%超。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.441%。買い方▲21.917%。

Quick調査の5月10日時点の信用評価損率は▲14.75%と3週ぶりの悪化。
同裁定買い残は1,711億円増の9,270億円と5週ぶりの増加。同裁定売り残は1,315億円減の5,575億円と2週ぶりの減少。ミニSQを挟んで増減金額が拡大。買い残増、売り残減は明るいサインになってくれる可能性がある。

日経HVは11.6、日経VIは18.99。日経平均採用銘柄のPERは12.07倍と12倍台復活。もっとも株価の上昇要因というよりもEPSが1,755円(前日1,785円)と低下した影響の方が大きい。PBRは1.07倍。

シカゴ225先物終値は大証日中比変わらずの21,160円。高値21,190円、安値20,880円。
一目均衡の雲の下限が21,087円、上限が21,357円。24ヶ月線21,737円は遠い。
ボリンジャーのマイナス2σが21,091円、マイナス1σが21,465円。

「気味の急変をみる日なり」。
金曜は「下放れすると保合、上寄りすると反落する日」。
昨日の「下げの日」のアノマリーはハズレた。
今年の木曜安のアノマリーもハズレて欲しいもの。
明日は「株高の特異日」のアノマリー。
先週は日足陰線4本。
今週は日足陽線5本に期待したいところ。

 

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