株ニュース
NY 「雇用統計を控えて商い低調」
2019/04/05
米国株式市場はNYダウが小幅続伸、S&P総合500が6日続伸。
NASDAQは6日ぶりの反落とマチマチの動き。
ハイテクセクターが下落した一方ボーイングやフェイスブックが上昇。
トランプ米大統領と訪米中の中国の劉鶴副首相との会談への期待感も台頭した。
新規失業保険申請件数が49年超ぶりの低水準となったことも好感された。
雇用統計の発表を控えて売買エネルギーは低下。
雇用統計の市場予想は非農業部門雇用者数は18万人増、失業率は横ばいの3.8%。
フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は「堅調な米労働市場などをが背景に最大で今年1回、来年に1回の利上げを正当化する」とコメント。
クリーブランド地区連銀のメスター総裁は「米経済が想定通り推移すれば多少の利上げが必要になる可能性がある」とコメント。
10年国債利回りは2.5%台。
ドル円は111円台後半。
2月のドイツ鉱工業受注指数は前月比4.2%低下と2017年1月以来約2年ぶりの大幅なマイナス。
欧州株反落の要因となった。
EU離脱問題の長期化懸念が拡大しポンドは下落。