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寄前「今年1勝5敗の木曜日」

2019/02/21

何気に底固かった水曜の日経平均。寄り付き44円高、一時24ヶ月線(21,451円)を上回り21,500円に迫りながら終値は128円高。12月17日以来2ヶ月ぶりの高値水準を回復した。

「後場寄り直後には不可解な急落があったが大引けにかけては高値圏。なかなかヘタレない強さ」という見方だ。売買代金も大引けにかけて4,000億円あまリ増加し2兆円台キープ。

日経平均は3日続伸で3日連続日足陽線。今年の水曜は3勝3敗の5分に戻し、残るは木曜の1勝5敗が目立つ。「先々週と先週は週の前半が強かった一方で、後半は失速。金曜には大きく売られた。今週もここまでは同様の展開」という声も聞こえる。

値上がり1,196銘柄、値下がり846銘柄。
新高値12銘柄、新安値5銘柄。
新高値がなかなか増加しないところが難点でもある。

もっとも騰落レシオが112.0で落ち着いているのは好印象だ。
25日線(20,799円)からは3.0%のプラスかい離。
200日線(22,085円)からは3.0%のマイナスかい離。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.081%。買い方▲11.187%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.770%。買い方▲20.660%。
2月15日時点の信用評価損率は▲15.13%とやや好転。3週ぶりの改善だ。
2月15日時点の裁定買い残は1,943億円増の7,617億円。同裁定売り残は1,528億円増の4,822億円。
ただ3月限だけだと買い残は1,065億円増の6,739億円。同売り残は419億円減の2,874億円。

翌限以降が買い残は877億円増、売り残は1,947億円増という形だ。前週までゼロだった翌限以降の残が増加してきた。
ということは3月のメジャーSQを睨んだロールオーバーが進み始めたということ。数字だけを見ていると間違う可能性がある。特に売り残の2,000億円近い増加には要注意だ。

日経HVは16.1,日経VIは18.12。
日経平均採用銘柄のPERは12.35倍。EPSは1,735円。PER15倍なら26,025円と計算できる水準。PBRは1.14倍と上昇。

東証1部単純平均株は2,237円(昨年末2,077円)。75日線(21,156円)は上向きに転じた。5日線(21,211円)はサポートだ。勝手雲は明日黒くねじれ26日にまた白くなる。

シカゴ225先物終値は大証日中比15円安の21,405円。高値21,475円、安値21,290円。
ボリンジャーのプラス2σが21,351円。プラス3σが21,626円と拡大してきた。
東証1部の時価総額は616兆円。700兆円の限界水準まであと84兆円。日経平均が1円上がると480億円くらい増加する計算だ。700兆円まであと約1,750円だから23,000円を超えると700兆円レベルになる。

今年1勝5敗の木曜日は「下げの日、変化日」。
アノマリーを吹き飛ばすような元気さが欲しいもの。
気学では「後場に高き日なれど吹き値売り方針良し」。
金曜は「前後場逆行して動く日」。

 

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