株ニュース
寄前「SQ通過のアク抜けと3連休控えが交錯」
NYの4日続伸を受けたものの為替が邪魔して4日ぶりの反落。寄り付き157円安、大引け263円安で日足陰線。一休みとなった。
「3日上がって1日休むというリズムは普通にある。先導役だったNY株の堅調ぶりについていけなくなったのが気になるところ」という声が聞こえる。
米政府閉鎖の長期化懸念。英国では15日に下院でEU離脱を巡る採決が行われる予定。「不透明要素は多い」との見方だ。
値上がり639銘柄、値下がり1,426銘柄。新高値1銘柄、新安値11銘柄。騰落レシオは70.96と低下した。NTレシオは13.55倍。
25日線(20,894円)からは3.5%、200日線(22,198円)からは9.2%のマイナスかい離。5日線(20,079円)が依然サポートだ。
松井証券信用評価損益率で売り方▲5.378%。買い方▲17.634%。マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率は売り方▲1.661%。買い方▲20.956%。空売り比率は48.0%と上昇し24日連続の40%超。
日経HVは32.6、日経VIは24.44。日経平均採用銘柄のPERは11.59倍。EPSは1,739円と低下。
シカゴ225先物終値は大証日中比230円高の20,340円。高値20,365円、安値20,245円。1ヶ月前のSQ値21,618円は相当上にある。SQで風景が変わってくれればありがたいところだ。
下方修正された安川電機の決算への解釈が「悪材料出尽くし」か「ショック安」かが課題の週末。週足陽線(基準は19,561円)は確保しよう。勝手雲の下限は20,237円。上限は20,908円。週明けは雲の下限が20,025円まで低下し雲の中に入る状態。3連休控えが吉凶の境目だろうか。
10年国債利回りが0.020%だがそれでもプラス圏内だ。マイナス金利は警戒だ。
気学では「不時の高下を見せる日。逆張り方針で駆け引き」。