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寄前「時計の針は逆戻り」

2018/12/20

水曜は寄り付き8円安。一時プラスに浮上したものの終値は127円安で21,000円の節目を割れ込んだ。ザラバには10月の安値も下回りチャートの形は悪化。FOMCが重くのしかかり新規上場のソフトバンク通信子会社が公開価格割れとなり悪役となった。
そのSB。「時価総額5兆円が妥当値。株価800円が目標値」などの囁きも聞こえ始めた。

日経平均は3月安値20,347円が見えて来たというところ。値上がり883銘柄、値下がり1,171銘柄。新高値2銘柄、新安値692銘柄。NT倍率は13.49倍と低下。
25日線(21,717円)からは3.4%、200日線(22,284円)からは5.8%のマイナスかい離。下向きの5日線(21,360円)も上に遠のいた。26週線(22,562円)と52週線(22,375円)のデッドクロスの可能性も高い。騰落レシオは58.55%で3日連続の70%台。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲4.895%。買い方▲17.687%(16年2月12日▲25.918%)。マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△0.850%。買い方▲24.980%(前日▲26.489%)。
Quick調査の信用評価損率は▲13.63%と2週連続悪化。12月14日時点の裁定買い残は3,817億円減の7,277億円。16年11月以来の1兆円割れとなった。同裁定売り残は984億円減の6,362億円。
「メジャーSQを挟んで減少した」という解釈と「金利低下が裁定機会を失わせた」という解釈が可能だ。

17日現在の株数では買い残3億2440万株、売り残2億5179万株。売り残と買い残の逆転は底打ちサインになる可能性はある。空売り比率は41.0%と低下。ただ上場初日でソフトバンクの売買が増加したが、まだ空売りができなかったというのが主因での低下。芳しくはない。40%超は13日連続。空売り規制なし銘柄の比率は5.6%。

日経HVは20.3。日経VIは23.07。日経平均採用銘柄のPERは11.73倍。12年10月の水準まで時計は逆戻りした格好。EPSは1,789円。ほぼ1,790円水準で固まってきた。今年大発会の1,519円からは約300円の増加だ。

シカゴ225先物終値は大証日中比290円安の20,630円。高値21,135円、安値20,505円。3月23日の終値ベースの安値20,617円、3月26日のザラバベースの安値20,347円が近づいてきた。
日足の一目均衡の雲ははるか上。週足の雲を下抜けて3週目。下限は21,684円だ。週足の勝手雲を下抜けたのは10月最終週。下限は22,955円。月足の勝手雲の上限は21,961円、下限は20,120円。

今週は雲の中にはいっており、ココは死命線となっている。ボリンジャのマイナス2σは20,952円。昨日もここで止まった。マイナス3σは20,570円。逆にマイナス1σは21,334円だ。

気学では「不時の高下を見せる。後場の波動に注意」。
金曜は「弱体日。戻り待ち売り方針良し」。
邪魔なのは日経朝刊の「株に売られすぎサイン」だろうか。

 

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