株ニュース
NY「依然アップルは下落」
2018/11/15
NY株式市場は下落。NYダウは4日、S&P500は5日続落。
「来年から民主党が下院の過半数を握ることで規制が強化される可能性がある」との懸念から金融セクターが足を引っ張った。
またアップルは依然下落しており5日続落。過去最高値からの下落率は20%を越え調整相場入りとの声もある。
カリフォルニアの山火事で過失の可能性が指摘されたP&Gは20%超の下落となった。
債券利回りは低下(価格は上昇)。株式の下落を背景としたリスク回避安全資産志向という解釈だ。
10年国債利回りは3.1%台。もっとも10月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.3%上昇。9ヶ月ぶりの大幅な伸びとなったが市場予想の範囲内。
FRBが来月と来年に数回の利上げを行う観測は変わっていない。
英国のメイ首相がEU離脱合意草案に閣僚らの承認を取り付けたことを受けユーロとポンドは上昇。ただ「本当の難関は議会。この先、難しい作業が待ち構えている」という見方もある。
イタリアの予算案は変更なしで提出したのも火種。ドル円は113円台半ばでの推移。