株ニュース
後場「マイナスながら日経平均は上出来、TOPIXは続落」
2018/08/16
大引けの日経平均株価は12円18銭安の22,192円04銭と小幅に続落。
「新興国の景気減速懸念を背景に銅など資源価格が大幅に下落。
非鉄など景気敏感株に売りが優勢」との解釈だ。
一時332円安となり22,000円を割れた場面もあったが「中国の商務次官が8月末に貿易交渉のために訪米する」との報道から持ちなおしたことは上出来と言えるだろう。
「停止していた米中協議が再開し米中貿易摩擦が緩和される」との思惑だ。
トルコ懸念同様に思惑交錯の日々だ。
「海外ヘッジファンドが株価指数先物を買い戻すと値がさ株には裁定取引に絡む買いが入った」という解釈も飽きてきた印象。
TOP IXは続落。
一時1,667ポイントと3月26日以来、およそ5カ月ぶりの水準まで下げた場面もあった。
NT倍率は13.15倍まで上昇。
東証1部の売買代金は2兆5,867億円。
東証1部の値上がり銘柄数は367。
値下がり銘柄数は1,673と全体の約8割。
JT、三菱UFJが上昇。古河電、資生堂が下落。
