「ネット証券に挑戦してみたいけど、おすすめはどこ?」
「ネット証券の選び方がわからない」
このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
結論、ネット証券は手数料の安さや取扱銘柄の数、ツールやアプリの機能性などを比較して自分に合ったものを選ぶことが大切です。
将来のお金の悩みを解消する方法として、資産形成を行うことは重要です。
しかし、資産形成をするためには、証券会社を利用しなければなりません。
そこで今回は、おすすめのネット証券をピックアップして、それぞれの特徴を詳しくご紹介します。
この記事では以下を中心に紹介します。
・ネット証券をランキング形式で紹介
・上手なネット証券の選び方
・ネット証券で口座開設の流れ
初心者の人におすすめなネット証券や、ネット証券のデメリットもわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
ネット証券のおすすめをランキング形式で紹介!口座開設の初心者にも分かりやすく解説
ここではネット証券にフォーカスし、おすすめのネット証券をランキング形式でご紹介していきます。
ご紹介するネット証券は9つです。
ランキング | 証券会社 | 特徴 |
第1位 | 楽天証券 | 業界の中でも最安値の手数料で利用できる |
第2位 | SBI証券 | 取り扱い商品が豊富 |
第3位 | LINE証券 | LINEユーザーなら簡単に利用できる |
第4位 | PayPay証券 | 米国株の利用ができる |
第5位 | auカブコム証券 | IPOやNISAの利用がしやすい |
第6位 | GMOクリック証券 | アプリが利用しやすく初心者におすすめ |
第7位 | マネックス証券 | ロボアドバイザーが搭載 |
第8位 | DMM株 | 米国株式の取引手数料が無料 |
第9位 | 岡三オンライン | スマホアプリが充実している |
日本にある証券会社は、270社以上あります。
最近では、ネットだけで完結するネット証券会社もあり、より簡単に利用できるようになりました。
しかし、インターネットから利用できる証券会社だけでも、数多くの会社があり、証券会社選びにも迷ってしまう方が多いようです。
そこで、数ある証券会社の中から、厳選した9つの証券会社をご紹介していきます。
それぞれの特徴からわかるおすすめポイントも詳しく解説していきます。
ご自分に合った証券会社が見つかると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
楽天証券は業界でも手数料が安く初心者におすすめのネット証券
楽天証券は業界の中でも手数料が安くおすすめのネット証券です。
また、初心者にも比較的簡単に利用できる点もおすすめの理由となってます。
証券取引には、毎回取引するごとに手数料がかかります。
手数料は、毎回かかる取引手数料や取引金額によってかかる手数料など違いがあり、無駄な手数料はかけたくないという方もいらっしゃいます。
また、手数料は、証券会社ごとに違い、場合によっては、高額な手数料がかかる証券会社もあるのです。
この点から、上手に活用することで、手数料を抑えたいという人には楽天証券がおすすめです。
楽天証券の国内株取引手数料は、業界最低水準※の手数料で取引ができます。
手数料は各コースごとに金額が違いますが、例えば、超割コースでは、現物取引1回5万円までのお取引で55円(税込)がかかるだけです。
また、1日に何度も取引をしたい人には「いちにち定額コース」がおすすめです。
このコースでは、1日に100万円までの取引金額なら手数料は無料というサービスを設けています。
さらに、取引ごとにポイントが貯まる点もおすすめです。
※主要ネット証券(口座数上位5社:SBI証券、auカブコム証券、松井証券、マネックス証券、当社)で比較。(2021年7月21日時点)
楽天証券の詳細情報
楽天証券は、口座開設数900万件※を突破しているネット証券です。
口座開設数900万件を突破しているのは、楽天ユーザーとして他のサービスとの連携をとることができ、ポイントが貯まるサービスを展開しているからです。
楽天銀行や楽天カード、楽天ショッピングなど楽天グループをメインに利用している人にとっては、ポイントが貯まる点は魅力的といえます。
貯まったポイントを使って、投資信託を買うこともできるのです。
この他にも、投資がわからない人に向けた無料の投資セミナー開催や、マーケット情報、投資情報などを提供してくれるサービスも備わっています。
※2023年4月時点
SBI証券ではIPO取引など取り扱い商品が豊富で投資先選びに悩まないのでおすすめ
SBI証券は、IPO取引が豊富で取扱商品が多いので、自分に合った投資先を選ぶことができる点がおすすめとなっています。
IPOとは、新規株式公開、株式上場といった意味を表します。
IPOとなることで、企業側は、株を広く流通させることで、投資家からの資本を調達できるのです。
このため、多くの企業はIPOを目指しています。
SBI証券では、IPO銘柄の取扱数が他の証券会社と比べると、多くなっています。
このため、投資家の利用者数も多く、注目銘柄を探すことも可能です。
また、オンラインから簡単に口座開設もできるので、初めて投資に挑戦する方も気軽に始めることができます。
口座開設件数も1000万件超え(※2023年3月末)をしており、信頼性の高いネット証券となっています。
SBI証券の詳細情報
SBI証券は、投資初心者と経験者の両方から利用されているネット証券会社です。
2023年3月末に口座開設数1000万件を突破したと発表しており、これから更に口座開設数が増えていくことが予想されています。
また、各手数料も他の証券会社と比べると格安になっている点も注目されている理由の一つです。
口座開設までの流れも分かりやすく、必要事項の入力も最短5分程で完了します。
さらに、ポイントサービスも充実しており、お買い物などで貯まったポイントを資産運用に活用できる点もおすすめです。
なお、提供しているポイントは、3種類です。
・Tポイント
・Vポイント
・Pontaポイント
LINE証券はLINEユーザーであれば簡単に口座開設できるのでおすすめ
LINE証券では、LINEを使っている人なら簡単に口座開設できるので、おすすめです。
LINEを利用している人が増加していることもあり、気軽に口座開設できる点がポイントとなっています。
口座開設には、スマホから本人確認書類と顔写真を送信するだけで審査してもらえるので、面倒な書類等のやり取りも不要です。
スマホから手軽に株の取り引きができる点や、スキマ時間に取引できる点が高い評価を得ています。
また、低額で取引ができる「いちかぶ」サービスも魅力の一つです。
「いちかぶ」は、単元未満株といって、1株数百円から取引できるサービスです。
LINE証券では、この「いちかぶ」サービスを取り入れており、気軽に株取引ができるといったメリットもあります。
LINE証券の詳細情報
LINE証券は、スマホで簡単に資産運用をしたい人に一番おすすめしたいネット証券です。
その理由は、手軽に利用できる点です。
スマホの画面からは、チャートや値動きなどシンプルな表示となっており、見やすいところがおすすめとなっています。
単元未満株の購入もできるので、低額から資産運用したい人にはぜひおすすめしたい証券会社です。
その他にもLINEPayを使えば、入出金がすぐにできるほか、手数料も無料になります。
また、LINEポイントを使ってつみたて投資の利用もできるので、初心者でも気軽に資産を増やすことも可能なのです。
PayPay証券は米国株も取引できるので投資の幅を広げたい人におすすめ
PayPay証券では、取扱銘柄の中に米国株も含まれているため、投資の幅を広げたいという方にはおすすめのネット証券です。
また、特徴として日本株以外にも米国株も取り扱っていて、1000円から購入することが可能です。
株は日本株だけではありません。
日本を含む世界の経済は日々成長しています。
特に、近年注目されている米国株は、成長の一途をたどっています。
米国株と言えば、Apple株はもちろん、AmazonやGoogle、Microsoftといった有名な企業もPayPay証券なら購入することができるのです。
更に、米国個別株を購入する際、定期的なスケジュールを組み、1000円からの一定額の積立の設定もできるので、気が付いたら資産が増えているといったほったらかし投資も可能になります。
PayPay証券の詳細情報
PayPay証券は、アプリから簡単に操作ができ、初心者でも簡単に始めることができます。
購入したい個別株が見つかったら、銘柄を選び、購入金額を指定して「買う」ボタンを押すだけで、すぐに購入可能です。
他にもサービスが充実しており、つみたてロボ貯蓄を利用しておけば、決まった日に自動的に購入してくれます。
積立スケジュールはカレンダーで管理することができ、スケジュール管理の変更も可能です。
PayPay証券は、コツコツ積み重ねて資産を増やしていきたい人にとって、おすすめの証券会社です。
auカブコム証券はIPOやNISAなど初心者におすすめのネット証券
auカブコム証券は、IPOを利用したい人やNISAを検討されている初心者におすすめのネット証券です。
初心者におすすめのauカブコム証券では、様々な商品のラインナップがあります。
・現物株式
・FX
・プチ株
・投資信託
・債権
・先物取引
・信用取引
・IPO
・NISA
特にIPOをNISA加えることができるので、成長を見守りたい株を長期的な目線で購入したいという方にはおすすめの証券会社となっています。
他では、プチ株といって、1株単位で購入できる方法や、Pontaポイントを使って購入できるサービスも揃っています。
少額から気軽に始めたいという方にはおすすめの証券会社です。
また、2023年には、アプリがリニューアルされた点も注目されていて、資産状況や資産成績が見やすくなったと高評価を得ています。
その他にも、auユーザーやKDDI株主向けのサービスもあり、ますます充実したサービスを提供してくれるようです。
auカブコム証券の詳細情報
auカブコム証券は、三菱UFJフィナンシャルグループを親会社に持つ証券会社です。
インターネットを専業としている証券会社となっており、手続きもネットから簡単に口座開設ができる仕組みとなっています。
特におすすめポイントとして、Pontaポイントを貯めることや、使うこともできます。
他にも、auが関連するサービスと連携してPontaポイントを更に増やすことも可能です。
auユーザーの方にはおすすめの証券会社です。
auカブコム証券は、取り扱っている商品が豊富で、少額から始められる「プチ株」の購入も可能です。
日本株は通常100株単位での購入が必要となるため、一回の購入額が高額になることもあります。
一方、「プチ株」なら、1株ごとの購入が可能になるので、購入のハードルも低くなり、手軽な購入ができるのです。
GMOクリック証券は利用しやすい取引アプリで初心者におすすめ
GMOクリック証券は、利用しやすいアプリで、初心者にもおすすめなネット証券です。
特にアプリ機能が高性能で、気軽に隙間時間を使って欲しい株を買うことができます。
他には、取引手数料が安く、ご自分に合ったプランで購入することで、手数料が安価で抑えることができます。
GMOクリック証券の手数料プランは以下の2つです。
・1日定額プラン
・1約定ごとプラン
1日定額プランは、1日の約定に応じた料金体系を設定でき、100万までなら手数料が無料となります。
一方、1約定ごとプランでは、1注文の約定金額に応じた手数料体系をとることができ、約定最低手数料が50円~とお値打ちになっています。
GMOクリック証券は、初心者から大きなお金を一度に動かしたい上級者クラスまで幅広いユーザーにおすすめのネット証券です。
GMOクリック証券の詳細情報
GMOクリック証券は、初心者の方にとても優しいネット証券となっています。
理由は、投資にまつわる情報が充実しているからです。
投資は、簡単にできるようになってきた反面、市場などの動きを見る力がないとリスクも大きくなってしまいます。
リスク回避のためにも必要な情報を得て、分析することも必要です。
GMOクリック証券では、企業分析ツールや投資情報を無料で知ることができます。
また、投資初心者のためのサービスも充実しており、5つの質問に答えるだけで、あなたに合った銘柄を診断できるサービスもそろっています。
投資をやってみたいけど不安だという方には、診断サービスを利用してみましょう。
マネックス証券はロボアドバイザーサービスが魅力的でサポート体制が充実している
マネックス証券はロボアドバイザーサービスが魅力的であり、サポート体制も充実している点からおすすめなネット証券です。
ロボアドバイザーとは、AI機能を使った投資サービスになります。
リスク許容度やリターンに応じた資産運用を提案・運用してくれるので、楽に投資ができるのです。
マネックス証券の2種類のロボアドバイザーをご紹介します。
この2種類のサービスには、それぞれ特徴があります。
ON COMPASS | マネックスアドバイザー | |
運用方法 | 質問に答えるだけでプランを提供してくれる | ロボットのサポートを受けながら自分で運用できる |
積立額 | 月1,000円~ | 月1万円~ |
最低投資金額 | 1,000円 | 5万円 |
運用会社 | マネックス・アセットマネジメント | マネックス証券 |
投資対象 | 国内ETF、海外ETF | 国内ETF |
自分に合ったロボアドバイザーを使って資産運用ができる点がポイントです。
マネックス証券の詳細情報
マネックス証券では、現物取引の手数料が55円、信用取引の手数料でも99円と手数料がお値打ちです。
取扱商品も揃っていて、自分に合った投資方法を選べるので、満足度も高くなっています。
その他にも、サービスが充実しており、取引や資産運用における情報ツールやオリジナルレポートを提供している点もおすすめです。
また、マネックス証券は、サポート体制も充実しています。
マネックス証券では、サポートダイヤルを設けていて、分からないことがあっても、オペレーターがきめ細やかに対応してくれます。
DMM株は米国株式の取引手数料が無料で初心者におすすめのネット証券
米国株式の取引手数料が無料で利用できるので、DMM株は初心者におすすめのネット証券です。
DMM株は、DMM.com証券が提供している株式専用のサービスです。
手数料は業界最安値水準で、以下のように安価な手数料で取引できます。
さらに25歳以下の人なら、現物取引が0円で利用できるので、リーズナブルなサービスが目白押しです。
他にもおすすめなサービスにアプリがあります。
DMM株の取り扱っているアプリでは、初心者向けの「かんたんモード」と経験者向けの「ノーマルモード」の2つのモード切替ができ、レベルに合った利用ができます。
その他に、パソコンを使ったPC取引ツールでは、トレーダーに向けた使いやすさを追求したツールなどもあります。
DMM株の詳細情報
DMM株では、株式取引を専門に扱っているサービスであり、3つの株取引があります。
アプリとPCで簡単に取引ができ、注目のサービスとなっています。
また、DMM株には、「スマホでスピード本人確認」を使うことで、最短即日で取引可能になります。
申し込みには、スマホで必要書類を撮影するだけの簡単操作で終わります。
また、郵便物を受け取る手間も省け、すぐに株式取引を楽しむことができます。
岡三オンラインはスマホアプリが充実しているネット証券
岡三オンライン証券は、スマホアプリが充実しているネット証券であり、岡三証券が提供しているネット証券になります。
岡三証券と言えば、店舗事業を展開しており、大正時代から続く老舗の証券会社です。
その岡三証券のオンライン版として提供しているのが岡三オンライン証券です。
サービスも充実しており、特にスマホやPC、タブレットを使った取引ツールは、使いやすいと評判も高くなっています。
また、新たに証券総合取引口座を開設された方に「ウェルカムプログラム」といったサービスを提供しています。
「ウェルカムプログラム」とは、初めて岡三オンライン証券の口座開設をされた方に向けて、口座開設月を含めた3ヶ月間の取引手数料を後にキャッシュバックしてくれるサービスです。
使った分の手数料が3ヶ月後に戻ってくるので、実質無料で取引できます。
岡三オンラインの詳細情報
岡三オンライン証券は、初心者からベテランの経験者まで利用する人全てがお得なサービスを取り揃えています。
特に、手数料がお得で、1日の取引合計が200万円までならどれだけ回数を重ねても無料です。
他にも投資信託の購入時手数料が無料となるサービスも行っています。
また、岡三オンライン証券では、岡三証券の情報を使ったサービスがあり、投資情報を全て無料で見ることができる点もおすすめのポイントです。
おすすめのネット証券一覧!取引銘柄や各手数料を比較!
ここからは、おすすめのネット証券を一覧にまとめ、取引銘柄や各手数料を徹底比較していきます。
ネット証券を選ぶ際、買いたい銘柄を取り扱っているかどうかは気になるかと思います。
実際に、取引銘柄は数多くあり、選ぶのに悩んでしまうという方もいらっしゃるでしょう。
そこで、各ネット証券のスペックや取引銘柄について表にまとめながら詳しく解説していきます。
・ネット証券をスペックで比較
・ネット証券を取扱銘柄で比較
スペック比較では、手数料や投資信託、IPO取引実績を中心にまとめてあります。
また、取引銘柄については、話題のNISAやIDECOの有無についても詳しく解説していきますので、ぜひ検討する材料にしてみてください。
ネット証券をスペックで比較
ネット証券のおすすめ比較点をスペックでまとめました。
ネット証券名 | 売買手数料 | 投資信託 | IPO取引実績 |
楽天証券 | 10万円まで:99円50万円まで:275円 | 2,629本 | 2022年:65社2021年:74社 |
SBI証券 | 10万円まで:99円50万円まで:275円 | 2,638本 | 2022年:89社2021年:122社 |
LINE証券 | 10万円まで:99円50万円まで:275円 | 32本 | 2022年:7社2021年:10社 |
PayPay証券 | 現地時間 9:30 ~ 16:00: 「基準価格」に0.5%を乗じた価格上記以外の時間帯: 「基準価格」に0.7%を乗じた価格 | 21本 | 2022年:-2021年:1社 |
auカブコム証券 | 10万円まで:99円50万円まで:275円 | 1652本 | 2022年:23社2021年:42社 |
GMOクリック証券 | 10万円まで:90円50万円まで:260円 | 133本 | 2022年:0社2021年:1社 |
マネックス証券 | 10万円まで:99円50万円まで:275円 | 1,354本 | 2022年:61社2021年:65社 |
DMM株 | 10万円まで:88円50万円まで:198円 | なし | 2022年:12社2021年:5社 |
岡三オンライン | 10万円まで:108円50万円まで:385円 | 651本 | 2022年:39社2021年:47社 |
ネット証券は、それぞれ特徴は違うものの、どこの証券会社も手数料が安い点が魅力の一つです。
10万円までなら90円〜100円台の手数料で済みます。
対面型の証券会社の場合は、一度の取引だけで、ネット証券の何倍もの手数料がかかってしまいます。
投資信託の取り扱いは、各ネット証券によって違いがでます。
投資信託をメインで行いたい方は、楽天証券やSBI証券、マネックス証券を選ぶことをおすすめします。
ネット証券を取扱銘柄で比較
続いて、各ネット証券の取扱銘柄を比較表にまとめました。
証券会社 | NISA | つみたてNISA | iDECO | IPO | 1株 | 外国株 |
楽天証券 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ | 米国株(約4,600銘柄)中国株式アセアン株海外ETF |
SBI証券 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 米国株(約6,000銘柄)中国株式ロシア株式韓国株式アジア株 |
LINE証券 | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ |
PayPay証券 | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | 米国株式(個別株・ETF) |
auカブコム証券 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 米国株(約1,800銘柄) |
GMOクリック証券 | 〇 | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | ✕ |
マネックス証券 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 米国株(5,000銘柄以上)中国株式海外ETF |
DMM株 | 〇 | ✕ | ✕ | 〇 | ✕ | ✕ |
岡三オンライン | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 米国株欧州株式中国株式韓国株式シンガポール株式マレーシア株式インドネシア株式ADR株式 |
多くのネット証券では、NISAやつみたてNISA、iDecoといった商品の取り扱いも行っておりますが、PayPay証券では、行っておりません。
その代わり、米国株式を少額で買える特徴を持っており、いくつかの証券会社を掛け合わせて利用することを検討してみても良いかもしれません。
ネット証券の選び方は?取引手数料やツールの利便性で選ぶのがおすすめ
ここからは、ネット証券の選び方として、抑えておきたいポイントを6つご紹介します。
注目すべきポイントは以下のとおりです。
・総合証券よりネット証券の方が自分のペースで投資できるのでおすすめ
・手数料が低いネット証券を選ぶのがおすすめ
・取引ツールが豊富で機能が充実しているネット証券がおすすめ
・セキュリティが充実していて信頼性が高いネット証券がおすすめ
・サポート体制が充実しているネット証券が初心者にもおすすめ
・初心者のうちは複数のネット証券を使って自身に適した証券会社を選ぶのがおすすめ
各ネット証券の特徴を詳しく解説してきましたが、選び方にもポイントがあります。
ネット証券を選ぶためのポイントとして、取引手数料やツールの使いやすさなどを参考にするのが良いでしょう。
ネット証券を選ぶ際、間違えた選び方をしてしまうと、費用がかさんだり、欲しかった商品を取り扱っていなかったりなどのトラブルが起きてしまいます。
証券会社一つとっても、サービス内容が違います。
各ネット証券の特徴を理解し、自分に合った証券会社を選ぶことが重要です。
総合証券よりネット証券の方が自分のペースで投資できるのでおすすめ
店舗を構えた総合証券より、ネット証券の方が自分のペースで投資できるのでおすすめです。
理由は、総合証券会社は、会社側の利益も踏まえてサービスを進める可能性があるためです。
総合証券会社では、担当者がつき、お客様の話を聞きながら対面取引を行います。
担当者から直接、投資に対してのアドバイスを聞けることはメリットですが、すべてを鵜呑みにしてしまうのはよくないかもしれません。
また、総合証券会社では、ネット証券と比べて、各手数料が高い会社が多いです。
理由は、人件費などのコスト面から考えるとどうしても高くなってしまうからです。
一方、ネット証券は、自分で調べながら、自分のペースで資産運用ができるため、効率よく資産を増やすことが可能になります。
また、ネット証券では、担当者が就くこともないので、手数料などのコストが比較的低い傾向にあります。
これらのことから、総合証券よりネット証券の方が、自分のペースで投資できるので、おすすめと言えるのです。
手数料が低いネット証券を選ぶのがおすすめ
証券会社を選ぶ際には、手数料が低いネット証券を選ぶのがおすすめです。
ネット証券は、インターネットを使って証券取引ができるため、手間を省くことができ、運用のコストが抑えられます。
一方、対面型を含む総合証券会社では、担当者が対応するため、どうしても人的なコストがかかってしまいます。
他にも、店舗を構えているため、店舗維持費などのコストも必要になるのです。
ここで、ネット証券と対面型の総合証券会社の手数料を比べてみましょう。
規定代金 | 楽天証券(ネット証券) | 大和証券(店舗型証券) |
20万円 | 115円 | 2,860円 |
20万円超 50万円以下 | 275円 | 1.4300% |
50万円超 70万円以下 | 535円 | 1.1000% + 1,650円 |
70万円超 100万円以下 | 535円 | 0.9460% + 2,728円 |
ご覧の通り、総合証券会社の手数料はネット証券と比べてかなり割高な金額になっています。
これらの理由から、資産運用でお金を増やしていくのなら、ネット証券で取引したほうがコストがかかりません。
取引ツールが豊富で機能が充実しているネット証券がおすすめ
ネット証券を選んでほしい理由として、取引ツールが豊富ということ、機能が充実していることがあげられます。
近年、ネット証券は急速に進化しています。
アプリの開発やサービスの充実化が発展しており、利便性が良くなってきているのです。
特に取引ツールが充実していて、アプリやパソコンを使って簡単に取引ができます。
株の取引ツールは、発注やチャート、銘柄情報やニュースまで株取引の情報から発注まで行えるトレンドツールのことです。
多くのネット証券では、取引ツールをパソコンやアプリから操作できるため、気軽に取引ができます。
取引ツールでネット証券を選ぶ時のポイントは3つあります。
- 投資スタイル
- 使用目的に合わせた使い方
- 機能の豊富さ
投資を行う際は、目的に合わせたツールを選ぶことが大切です。
例えば、以下のように人によって投資する目的は変わります。
- 短期投資型スタイルで売買したい
- 配当金を目的とした取引
- 株主優待を目的とした取引
この目的によって取引ツールの利用方法も変わってきます。
自分が取引したい目的は何かをはっきり明確にしながら、取引ツールを使って効率よく投資をしていきましょう。
セキュリティが充実していて信頼性が高いネット証券がおすすめ
ネット証券は、セキュリティ対策がしっかりしているため、安心して投資ができます。
近年、情報漏えいなどを目的としたスパムメールやウィルスが出回っていることもあり、ネット証券での取引を心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大手ネット証券では、情報漏れ対策などの観点から、セキュリティを強化しているところが多くあります。
「なりすまし」や「ID・パスワードを盗み取る」といった悪質な迷惑メールを防止する対策や、SMSによる二要素認証などの対策をとることで、情報が漏れることのないようにしています。
このように、ネット証券側もしっかりとしたセキュリティを強化することで、信頼性が高まります。
そうはいっても、運営側だけに任せるばかりではいけません。
私たち利用者側も万全の対策をとるよう、気を付けていかなければなりません。
例えば、ウィルス対策ソフトを導入したり、定期的なパスワードの見直しなど、個人個人がセキュリティを強化していくのも大切です。
サポート体制が充実しているネット証券が初心者にもおすすめ
ネット証券では、サポート体制がしっかりと整っている会社も多く、初心者におすすめです。
投資と聞くと、抵抗を感じてしまう人や怖い・だまされるというイメージを持っている方も少なからずいます。
しかし、これからは、投資でお金を増やしていくべき時代です。
2024年には、新NISA制度も始まることから、資産運用に取り組む人はますます増えていくことでしょう。
そこで、サポート体制がしっかりしているかどうかが大切になってきます。
ここでいうサポート体制とは、以下のような初心者でもわかるやすく投資できる環境のことを表します。
- 取引方法を知る
- 経済ニュースを詳しい情報を教えてくれる
- 投資のことが分からない人のためのセミナーを行っている
- 使い方がわからない人のためにサポート体制が整っている
特にネット証券では、対面型の証券会社のように担当者が就くわけではないので、全て自分で操作をしたり、理解しなければなりません。
責任が自分にかかるので、1人でも操作ができるような対策をとっていかなければなりません。
ネット証券では、随時、オペレーターが対応している会社も多くあるので、分からない場合は、問い合わせることで、問題解決につながります。
オペレーターが丁寧に寄り添った対応をしてくれるため、安心して利用できます。
初心者のうちは複数のネット証券を使って自身に適した証券会社を選ぶのがおすすめ
初心者のうちは、複数のネット証券を同時に使うようにしましょう。
理由は、自分に合った証券会社を選ぶことができるようになるためです。
初心者にありがちなのが、一つの証券会社だけを利用することで、使い勝手がわからず挫折してしまう人もいます。
各ネット証券で、操作方法や取引ツールなど特徴が違います。
どんな目的でツールを使いこなすかによっても当然違いが出てくるのです。
また、ネット証券口座を複数持つことで、リスク分散ができます。
一つのネット証券だけになると、どうしても偏りが出てしまい、リスクが大きくなってしまいます。
例えば一つのネット証券だけで運用していた場合、経済の影響で市場が急変してしまうと、繋がりにくくなってしまって、買いたい取引銘柄が買えなくなってしまう障害が起きることもあります。
分散してネット証券を持つことで、このような障害が起きた場合でもリスク回避できるのです。
また、複数のネット証券を持つことで、それぞれの証券会社の特性が見えてくるので、自分に合ったネット証券が見つかりやすいです。
ネット証券で口座開設する流れを紹介!本人確認書類の用意も必要
ここからは、ネット証券で口座を開設する流れを紹介していきます。
- 申込
- 必要事項の記入
- 審査
- ログインID発行
- マイナンバー提出
ネット証券の申込はもちろん、ネットからです。
申込ボタンから開始し、必要事項を入力していきます。
その際、必要な書類もありますので、事前に用意しておくことをおすすめします。
必要書類は、本人と証明できる書類です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- パスポート
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
以上の6点が本人確認書類です。
必要事項を記入し、入力が完了すると、審査が行われます。
そして審査に通過するとログインIDが発行され、マイナンバーの書類を提出して完了です。
その後は、正式な口座開設メールが届くのを待つだけです。
ネット証券に関して良くある質問
ここからは、ネット証券に関するよくある質問をまとめました。
ネット証券は、気軽にできる分、口座開設や取引まで1人でやらなくてはなりません。
不安だという方もよくある質問を抑えておくことで、ネット証券の取り組み方に積極的になれると思います。
質問内容は以下の11個です。
- ネット証券で初めて口座開設しましたが初心者はいくらから投資するべきですか?
- 株式の最低購入金額は最低いくらからですか?
- ネット証券の口座を開設するには年齢制限がありますか?
- ネット証券で外国株式を取引することはできますか?
- ネット証券の口座開設には初期費用がかかりますか?
- ネット証券での売買注文はいつでも可能ですか?
- ネット証券での株式売買の約定時期はどのくらいですか?
- ネット証券を利用するデメリットはありますか?
- 5大ネット証券の中から証券会社を選ぶのがおすすめですか?
- NISAを始めるのにおすすめのネット証券はどれですか??
- 特定口座源泉徴収はありの方がおすすめですか?
順番に取り上げて解説します。