「これからクレジットカードを初めて作ってみたい」
「初めてクレジットカードを作る際の失敗しない選び方を知りたい」
このように思っている人はいませんか?
キャッシュレスで手軽にショッピングできるので、社会人になったらカードを作る人も少なくありません。
結論として、初めてクレジットカードを作るなら失敗しないためにも年会費無料や還元率が高いカードを選びましょう。
また、クレジットカードといっても、その種類は多岐にわたります。
クレジットカードを作るといっても、具体的にどれにすればいいか、選択肢が多いので逆に迷ってしまうでしょう。
ここでは初めてクレジットカードを作るにあたって、選び方のポイントについても解説します。
クレジットカードづくりに迷った際の参考にしてください。
初めてクレジットカードを作る際は失敗しないためにも年会費無料や還元率が高いカードを選ぶ
クレジットカードを初めて作るときに、どれが自分にあっているか一つに絞るのが難しく感じるかもしれません。
それだけ多くのところがカードを発行しているからです。
初めてクレジットカードを作る際に選ぶポイントとして、以下の点を意識してみるといいでしょう。
- 初心者は年会費無料のものが安心
- 還元率が1%以上あるカードを探す
- 海外でも利用できるVISAやMastercardがおすすめ
- 旅行傷害保険などの付帯サービスの内容
- 不正利用対策のしっかりしたカードを選ぶ
- デザインは自分のイメージや財布にあったものを選ぶ
\初めてのクレジットカード作りにおすすめ/
以上、なぜクレジットカード選びで重要なのか、以下で詳しく見ていきます。
初めてのカードづくりの際の参考にしてみてください。
初心者は年会費無料のものが安心
クレジットカードの年会費は比較しておきたいポイントです。
年会費の金額はカードによってまちまちで、1,000円程度のものもあれば1万円超のものもあります。
初めてクレジットカードを作る人におすすめなのは、年会費無料のものです。
年会費無料のクレジットカードは、決して少なくありません。
初めてクレジットカードを作る人は、どの程度年間で利用するかわからないでしょう。
年会費のかかるカードの場合、利用額次第では年会費の支払いが損してしまう恐れがあります。
一方年会費無料なら、カード利用の多少に関係なく損することはありません。
ただし年会費無料といっても、いくつか異なるパターンがあります。
永年無料もあれば、年間一定額以上の買い物をすれば無料になる条件付きのもの、初年度のみ無料のカードがあるので条件を慎重に見極めてください。
還元率が1%以上あるカードを探す
クレジットカード選びの中で見逃せないのが還元率です。
還元率が高ければ、同じ買い物をしてもより多くのポイントを獲得できます。
つまりポイントプログラムの恩恵をより受けやすくなるわけです。
一般的に還元率1.0%以上のカードは高還元率といわれます。
ただしクレジットカードの中には、特定のお店でショッピングした場合還元率が数倍になる特典を設けているものもみられます。
キャンペーンなども合わせると、還元率が10倍以上になるようなクレジットカードもあるほどです。
もしよく利用するお店が還元率アップの対象になっているのであれば、そのクレジットカードを作るのも一考です。
また貯めたポイントをどのように活用できるか、その使い道についてもチェックしておきましょう。
海外でも利用できるVISAやMastercardがおすすめ
クレジットカードの中には、国際ブランドのついているものも少なくありません。
もし出張などでしばしば海外を訪れる機会があれば、MastercardもしくはVISAのついているクレジットカードを持つといいでしょう
MastercardやVISAは国内だけでなく、海外でも加盟店が多いからです。
国際ブランドの中には国内では加盟店が多い一方で、海外に加盟店があまり多くないものもあります。
海外にも加盟店の多いMastercardやVISAのカードを持っていると、海外でもキャッシュレスでショッピングが可能です。
つまり海外で多額の現金を持ち歩く必要がありません。
海外は日本と比較して治安のあまりよろしくない地域も多いので、セキュリティ対策としてもおすすめです。
旅行傷害保険などの付帯サービスの内容
付帯サービスの内容で、クレジットカードを選ぶのも一つの方法です
たとえばよく旅行に出かけるのであれば、旅行傷害保険が付帯しているか、補償内容で比較するといいでしょう。
カードに旅行傷害保険が付いていれば、別途で保険をつける必要がなくなり保険料を負担する必要もありません。
旅行傷害保険をチェックするとき、自動付帯か利用付帯かも確認してください。
自動付帯の場合、旅行したときに常に保険が受けられます。
一方利用付帯とは現地の宿泊代金や交通費など旅行に関係する費用をそのカードで決済した場合だけ、付帯されます。
その他にも提携店舗の優待やテーマパークの入園料割引などの特典が付いているものもあります。
自分の用途に合ったサービスの充実しているクレジットカードを選んでください。
不正利用対策のしっかりしたカードを選ぶ
クレジットカードの利用にあたって、不正利用のリスクがあることは覚えておきましょう。
そこでクレジットカード選びの際に、どのようなセキュリティ対策がなされているかも比較しておきましょう。
たとえば不正検知システムを導入しているクレジットカードは少なくありません。
不審なカード利用が見つかった場合、利用者に確認を取ります。
もし確認できなければ、そのカードは一時停止されるシステムです。
また近年、ナンバーレスカードが徐々に普及してきています。
通常カード番号が刻印されているのですが、ナンバーレスカードはカード情報が一切記載されていないのが特徴です。
店頭で利用したときに第三者にカード情報を盗み見されて、なりすましでカードショッピングされる心配はありません。
デザインは自分のイメージや財布にあったものを選ぶ
ここまで紹介してきたクレジットカード選びのポイントで一つに絞り込めなければ、デザインで決めるのも一考です。
自分の好みや財布に入れた時にしっくりくるようなデザインのクレジットカードを選ぶといいでしょう。
最近のクレジットカードを見てみると、さまざまなテイストのデザインのものが出てきています。
シンプルなものもあれば、スタイリッシュなデザインのものもみられます。
女性が持ちやすいように、キュートなデザインをしたクレジットカードも少なくありません。
さらにはアニメや芸能人などのキャラクターをモチーフにしたデザインのクレジットカードも発行されています。
クレジットカードは買い物するたびに手にするものなので、意外とデザイン選びも重要です。
初めてクレジットカード選ぶ方におすすめのカードを5つ紹介
初めてクレジットカードを選ぶにあたって、どれにすればいいか決められませんか?
その場合、初心者におすすめのクレジットカードがあるのでその中から選ぶといいでしょう。
初めてクレジットカードを選ぶ方におすすめと評判のクレジットカードとして、以下の5つをピックアップしてみました。
- 三井NL
- モビットTカード
- Olive
- JCBW
- JCBゴールド
以上、なぜこれらのクレジットカードが初心者向けなのかについて、これから詳しく解説していきます。
これから初めてクレジットカードを作る際に、上で紹介した5つのクレジットカードの中から選べば、まず間違いはないはずです。
カード選びに迷ってしまって、先に進めなくなっている人は以下の情報を参考にしてください。
ナンバーレスでセキュリティ対策も万全な三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は三井住友カードの中でもナンバーレスカードのことです。
カード番号などの情報がクレジットカードに一切記載されていないので、だれかに情報を盗み見られることもありません。
カード情報はVpassアプリにて、簡単に確認できます。
三井NLは利用金額200円でVポイントが1ポイント付与されます。
しかし対象のお店で利用すれば、最大20%ポイント還元します。
対象店舗にはコンビニや飲食店も含まれているので、近くのお店で20%の還元率でポイント獲得できるかもしれません。
また海外旅行傷害保険が付いてくるのも、特徴の一つです。
利用付帯が条件で最高で2,000万円までの保証が付いてくるので、海外旅行をしばしばする人にもおすすめです。
\ポイントの還元率が高く年会費も永年無料で初めての方におすすめ/
クレジット・ローンカード・Tポイントが一体になったモビットTカード
モビットTカードはクレジット機能だけでなく、カードローンとTポイントが一体になったクレジットカードです。
3つの機能が1枚にまとまっているので、財布をスッキリできます。
見た目は普通のクレジットカードと同じなので、カードローン用のカードだと気づかれにくいです。
家族など、親しい人に気づかれることなく利用できます。
Tポイントも貯められるのですが、もしTポイント提携先でクレジットカード決済を選択すれば、ダブルでTポイントを貯められます。
さらにモビットのカードローンを利用したり返済したりしても、Tポイントは貯まります。
入会費や年会費も永年無料です。
さらにETCカードへも申し込みできるのも特徴の一つです。
マイカーを持っていて、高速道路をしばしば利用する人にはおすすめです。
\多機能でお得にTポイントを貯めたい方におすすめ/
1つのアプリでまとめて管理できるOlive
Oliveはアカウント開設すれば、三井住友銀行の口座やクレジット、ポイント払い、保険・証券に至るまで1つのアプリでまとめて管理できるのが特徴です。
SBI証券口座も同じアプリで管理できるので、資産運用も複数のアプリで運用する必要がなくなります。
Oliveはキャッシュカードとクレジットカード、デビットカード、ポイントカードの4機能が1枚に集約されています。
しかもクレジットカードやデビットカード、ポイントカードの支払い方法はアプリで簡単に切替できる利便性の高いところも魅力です。
何枚もカードを持つ必要がないので、財布もスッキリまとめられます。
Oliveはカード情報がクレジットカードに一切記載されていないナンバーレスタイプのクレジットカードです。
カード情報をほかの誰かに盗み見られる心配はありません。
\初年度年会費無料でポイントを貯めたい方におすすめ/
常時ポイント2倍になるJCBカードW
JCBカードWは18~39歳の方に限定されたクレジットカードです。
価格.comのクレジットカードランキングで、ポイント高還元率カード部門で2022年の下半期と2023年の上半期で1位を獲得しています。
通常JCBカードでは、毎月の利用金額の合計が1,000円あたり1ポイント貯まります。
しかしJCBカードWは、いつでもポイントが2倍です。
さらにパートナー店でクレジット決済すれば、ポイントが最大21倍にもなります。
これだけの高還元率のクレジットカードは、他にはなかなかありません。
セキュリティ対策も万全なので、初めてカードを作る人でも安心です。
24時間365日体制で不正検知システムが作動しているので、不審なカード利用があれば直ちに検知します。
ネットショッピングの際には本人認証を行うので、不正利用対策を行っています。
\年会費永年無料で高還元率でポイントを貯めたい方におすすめ/
付帯サービスの充実しているJCBゴールド
JCBゴールドカードは、初年度年会費無料のクレジットカードです。
2年目以降は年会費11,000円かかりますが、初年度無料なのでお試し感覚でゴールドカードが持てます。
ゴールドカードということで、付帯サービスの充実しているのが魅力です。
まず国内の主要空港とハワイのホノルル国際空港のラウンジを無料で利用できます。
さらに海外旅行傷害保険では、最大1億円まで補償してくれるのでかなり手厚いです。
スマホをうっかり落として液晶が破損したときには、1万円を自己負担として修理費用年間5万円まで補償するサービスもついてきます。
JCBゴールドカードはナンバーレスカードです。
クレジットカードにはカード番号など情報が一切記載されていないので、他人に番号を見られることなく安心して使用できます。
\充実したサービスを利用したい方におすすめ/
初めてでもクレジットカードを活用する際のメリットとしてキャッシュバックや付帯サービスを利用できる
まずはクレジットカードを作ると、どのようなメリットが期待できるかについて見ていきます。
主なメリットとして、以下のような項目が挙げられます。
- ポイント還元でキャッシュバックが受けられる
- 優待割引や旅行傷害保険の付帯サービスが利用できる
- 現金よりも紛失時のリスクが低い
- 現金がなくてもショッピングが可能
- キャッシング機能が付いていてお金を借りられる
それぞれ、具体的にどのようなところがメリットなのか以下で詳しく解説していきます。
近年では、多くのお店でカードによる決済に対応しています。
日常生活における買い物の幅広いシーンで、お得にショッピングできます。
クレジットカードを作ったら、日頃の買い物で積極的に活用するといいでしょう。
現金で買い物するよりも便利に感じられるはずです。
ポイント還元でキャッシュバックが受けられる
クレジットカードでショッピングすると、ポイント還元されるのはメリットの一つです。
いくらポイント還元されるか、買い物代金の一定の割合になります。
クレジットカードによって異なりますが、一般的には還元率1%以上だと高還元カードといわれます。
1,000円の買い物をクレジット決済すると、10ポイント還元されるわけです。
ポイントを貯めると現金のように買い物時に使えたり、商品券はじめ特典と交換できたりします。
その他には航空会社の提供するマイルの貯められるようなクレジットカードも見られます。
また貯めたポイントを他社の別のポイントと交換できるものも少なくありません。
キャンペーンを行っているカード会社もあって、期間中は通常の何倍ものポイントを稼げるようなものもあります。
優待割引や旅行傷害保険の付帯サービスが利用できる
多くのクレジットカードで、付帯サービスを提供しているのもメリットの一つです。
会員限定の特典で、その内容はクレジットカードによりけりです。
例えば商品やサービスの優待利用特典が挙げられます。
特定のお店で商品やサービスを利用すると、通常よりも割引価格で利用できるなどです。
また旅行損害保険のつけられるクレジットカードも少なくありません。
旅行中けがして病院で治療を受けた際の治療費や物品の紛失・盗難に関する補償などが付いています。
またゴールドカード以上のステータスカードがメインですが、空港のラウンジを無料で利用できる特典の付いているものもみられます。
その他にもロードサービスやコンシェルジュサービスの付帯しているカードもあるので、付帯サービスの内容で比較してみるのも一考です。
現金よりも紛失時のリスクが低い
クレジットカードを紛失・盗難した場合、カード会社に連絡するとそのカードは利用できなくしてもらえます。
たとえ拾った第三者が利用しようとしても、決済できません。
また利用停止の措置が遅れ、第三者が不正利用しても補償を受けられるかもしれません。
多くのクレジットカードには盗難保険が付いているからです。
一方現金を紛失・盗難した場合、このような補償は受けられません。
第三者が取得すれば、問題なく自由に利用できます。
たとえ皆さんの現金を盗んだり拾ったりした人が後日見つかっても、もう使い切ってしまっているとお金を取り戻すのは難しいでしょう。
このように万が一のリスクマネジメントがしっかりできているのも、クレジットカードの利用がおすすめな理由です。
現金がなくてもショッピングが可能
クレジットカードがあれば、たとえ手元に現金がなくても欲しいものを購入できるのもメリットの一つです。
もしカードがなくて手持ちもなければ、欲しいものを購入するためにいったん銀行やATMで現金を引き出さなければなりません。
また利用限度額の範囲内であれば、カード1枚あればショッピングできます。
高額な商品を購入する場合、現金で買い物するなら大量の紙幣を財布に入れないといけません。
多額のお金を持ち歩くのは危険です。
クレジットカードがあれば、このような多額のお金を持ち歩く必要がありません。
財布の中には必要最小限の現金を入れておけばいいので、安心です。
クレジットカードを提示するだけで買い物できるので、会計手続きも現金と比較してスムーズになるでしょう。
キャッシング機能が付いていてお金を借りられる
クレジットカードの中には、キャッシング機能のついているものも少なくありません。
キャッシングとは、現金の借入機能のことです。
たとえば現金が必要になったけれども持ち合わせのなかった時に、キャッシングで一時的にお金を借りて急場をしのぐことも可能です。
クレジットカードの中には、海外でも利用できるようなものも少なくありません。
海外の提携ATMで手続きすれば、キャッシングで現金を確保することも可能です。
海外で用意していた現地の現金がなくなった場合でも、キャッシングで借り入れられます。
しかも現地のお金で借りられるので、日本円を現地の通貨に交換するような面倒な手続きも不要です。
ただしキャッシングを利用すると、ショッピングの利用限度額がその分引き下げられるので注意しましょう。
初めてクレジットカードを使う際は使い過ぎやフィッシングなどに注意する
上で紹介したようにクレジットカードにはいろいろなメリットがある半面、デメリットやリスクがある点にも注意しましょう。
主なデメリットとして、以下のような事柄が挙げられるので頭に入れておきましょう。
- ついつい使いすぎて支払不能になる恐れがある
- 分割払いやリボ払いの場合手数料が発生する
- フィッシングやスキミングなど不正利用の恐れがある
このようなデメリットがあることも理解して、初めてのクレジットカードを作りましょう。
とくにフィッシングやスキミングなどの不正利用によって、被害を被る事例も決して少なくありません。
対岸の火事とは考えずに、自分もそのような被害を受ける可能性があると思って、慎重にカードを使用したり管理したりしてください。
ついつい使いすぎて支払不能になる恐れがある
現金なしでもクレジットカードは手軽にショッピングできるのはメリットですが、これは諸刃の剣ともいえます。
カードを提示すればいろいろな商品やサービスを購入できるので、ついつい使いすぎてしまう恐れがあるのはデメリットです。
カードで何でも買い物してしまって、後日想定外の多額の請求書が届きびっくりするといったことも起こりえます。
初めてクレジットカードを持つのであれば、カードの使い道をあらかじめ決めておくといいでしょう。
もしカード利用代金の支払いができないと、滞納扱いになってしまいます。
滞納すると遅延損害金が別途で発生します。
しかも延滞したことは信用情報に登録されるので、今後カードを作ったりローンを組んだりするときに不利に働く可能性もあります。
分割払いやリボ払いの場合手数料が発生する
クレジットカードには多彩な支払い方法があります。
一括で支払えない場合でも、分割払いや月々定額を支払うリボ払いなどで対応できるのはメリットです。
ただし、分割払いやリボ払いを選択した場合、利用手数料が掛かる点は留意してください。
長期の返済方法を選択すれば返済回数が増えるので、1回当たりの支払い額は少なくなるかもしれません。
しかし返済期間中、ずっと利用手数料が発生します。
結果的に返済総額を見ると、かなり余計な負担を強いられるわけです。
クレジットカードは一括払いと分割2回払いまでなら、手数料は無料というところが多いです。
基本は一括か分割2回払い、どうしてもというときだけ分割払いやリボ払いを利用するのが賢い使い方といえます。
フィッシングやスキミングなど不正利用の恐れがある
クレジットカードの不正利用は、後を絶ちません。
カードを保有する以上、このような不正利用の被害にあうリスクは多少なりともあることは自覚しておきましょう。
クレジットカードそのものを盗まなくても、カード情報がわかれば本人に成りすましてショッピングすることは可能です。
とくにフィッシング詐欺やスキミングなどの手法はよくとられる手法です。
実店舗でカード決済するときには、店員が怪しい動きをしていないか監視しましょう。
また実際にあるサイトに酷似したホームページを作って、カード情報を盗み出すフィッシング詐欺にも注意しましょう。
詐欺サイトではないか、慎重に見極めたうえでカード情報を入力してください。
他にも万が一の時にカード会社がどのような補償をしてくれるかもチェックしておくといいでしょう。
初めてクレジットカードの申し込む際は書類が必要でカードが届くまで時間がかかる
クレジットカードを作るにあたって、いくつか手続きを踏まなければなりません。
クレジットカードを作る際には、申込書のほかにも本人確認書類を提出しなければなりません。
またカード会社は申し込みがあった場合、その人にカード発行してもかまわないか審査を行います。
場合によっては審査に引っかかって、カード発行されない場合もあります。
審査の手続きがあるので、即日カードを発行するのは難しいでしょう。
カードがお手元に届くまでは、ある程度の時間がかかります。
ここではクレジットカードの申し込み手続きから発行までの流れについて紹介します。
初めてクレジットカードを作るときにどんな感じになるのか、シミュレーションする際に利用してください。
クレジットカード申込時には本人確認書類の提出が必要
クレジットカードを発行するためには、申込書を作成し本人確認書類も併せて提出しなければなりません。
本人確認書類は、一般的に公的機関の発行する住所や氏名が記載されているものです。
カード会社によって若干異なるかもしれませんが、一般的には以下で紹介する書類のうちいずれか一つを準備します。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 運転経歴証明書
- 住民票の写し
- 在留カード
- 特別永住者証明書
マイナンバーカードに関しては、マイナンバーの通知書は本人確認書類として認められない場合が多いので注意しましょう。
また上で紹介した本人確認書類によっては、2つ準備しないといけない場合もあります。
カード会社によって対応は異なるので、申し込もうと思っているカード会社のホームページで確認してください。
クレジットカードが手元に届くまで1~2週間程度かかる
申込を受理するとカード会社で審査を実施するので、カード発行されるまでに多少時間がかかります。
カード会社によって若干差はありますが、一般的には申し込んでから発行されるまで1~2週間程度かかると思ってください。
もしできるだけ短時間でカードを発行してほしいと思っているのであれば、Web申込を利用するといいでしょう。
カード会社の中には、Web完結の手続きに対応しているところも少なくありません。
ネット申し込みの中には最短即日発行、翌日には自宅にカードが届くようなものもみられます。
郵送のように申込書類や契約書類などを何度もやり取りする手間が省けるので、発行までスピーディなのです。
Web申込は24時間いつでも手続きできるので、忙しくて日中なかなか時間の取れない人にもおすすめです。
初めての方でもクレジットカードはネットでも実店舗などで使える
クレジットカードのいいところは実店舗でもネットショッピングでも、幅広く利用できる点です。
ただ初めてカードを作る人の場合、使い方がよくわからないという方もいるでしょう。
実店舗でもネットでもクレジットカードを使うにあたって、いくつか注意すべきポイントがあります。
- まずはカードが利用できるかどうかお店で確認する
- 実店舗の場合決済端末に挿入して支払う
- タッチ決済ならクレジットカードをかざすだけで決済可能
- オンラインショッピングならカード情報や有効期限などを入力する
- カードの支払い方法は一括・分割・リボ払いなどいろいろある
- 暗証番号は誕生日などわかりやすいものにしない
- 代金の支払い方法は銀行引き落としが一般的
- マイページで利用状況を確認して使いすぎを防ぐ
以上のポイントに注意して、カードショッピングを楽しんでください。
まずはカードが利用できるかどうかお店で確認する
まずお手持ちのクレジットカードが利用できるかどうか確認してください。
大手のお店であれば、ほとんどのところで利用できるはずです。
しかし個人商店のような小規模なところだと現金払いのみだったり、特定のクレジットカードしか使えなかったりする場合もあります。
自分のカードが利用できるかどうかは、アクセプタンスマークでチェックすることです。
アクセプタンスマークとは利用可能なクレジットカードのロゴを表示したものです。
お店の入り口やレジのそばにあるはずなので、こちらで確認しましょう。
まれにアクセプタンスマークが見当たらない場合もあるかもしれません。
その場合には店員に「このカードは使えますか?」と聞いてみるといいでしょう。
実店舗の場合決済端末に挿入して支払う
実店舗でクレジット決済をするのであれば、会計の時に「クレジットカードで」と店員に伝えます。
すると決済端末がレジのそばにあるので、そこにクレジットカードを挿入してください。
お店によってはこちらの作業を店員が行うこともあります。
クレジットカードを端末に入れると、カード会社との間で情報のやり取りが行われます。
すると本人確認のために暗証番号を入力する工程があります。
カードを作った時に暗証番号を設定しているはずです。
その暗証番号を入力して、「決定」ボタンを押しましょう。
暗証番号を入力する際には、周囲の人に見られないように注意してください。
またお店によっては署名で本人確認する場合もあります。
レシートに署名する従来のやり方のほかにも、タブレット端末に署名するお店も少なくありません。
タッチ決済ならクレジットカードをかざすだけで決済可能
クレジットカードの中でも近年急速に普及しているのが、タッチ決済と呼ばれるものです。
レジの周囲に決済用端末があります。
そこにクレジットカードをかざすだけで、支払い手続きが完了するものです。
主要な国際ブランドでこのタッチ決済の普及が進められています。
ただしすべてのクレジットカードでタッチ決済ができるわけではありません。
「))))」のマークのついているクレジットカードはタッチ決済に対応しているので、自分のカードはどうか確認しましょう。
店舗がタッチ決済に対応しているのであれば、会計の際に「タッチ決済で」と伝えましょう。
あとは端末にカードをかざせば、端末がカード情報を読み取ってくれるので手続きは完了です。
ただし高額の買い物の場合、暗証番号の入力が必要な場合もあるので注意してください。
オンラインショッピングならカード情報や有効期限などを入力する
ネットショッピングでもクレジットカードによる支払いは可能です。
お店によって若干手順は異なるかもしれませんが、まずは欲しい商品をカートに入れます。
商品をすべてカートに入れたら、決済画面に移ります。
配送先や配送方法、配送日などを指定して、クレジット決済を選択します。
続いて、クレジットカード情報を入力してください。
カード会社やカード番号、カードの名義、有効期限、セキュリティコードなどを入力するのが一般的です。
セキュリティコードとは、3桁の数字で署名欄の横に印字されていることが多いです。
ただし一部カード会社の中には、表面のカード番号の右上に記載されている場合もあります
またセキュリティコードが4桁となっている国際ブランドがあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
カードの支払い方法は一括・分割・リボ払いなどいろいろある
クレジットカードには一括払いのほかにも、いくつか支払い方法があります。
まずは分割払いです。
指定した回数に分けて支払う方法で、1回当たりの支払い額を少なくできます。
ただし3回以上の支払い回数になると手数料が掛かるので、支払総額が大きくなってしまう点には注意が必要です。
リボ払いという方法もあります。
リボ払いとはあらかじめ決められた一定金額を毎月支払う方法で、利用額に関わらず一定額を支払います。
支払い額が毎月一緒なので資金の管理はしやすい半面、手数料が掛かる点にも注意してください。
ボーナス払いに対応しているクレジットカードもあります。
夏と冬のボーナス時期に合わせて、一括で代金を支払う方法です。
ボーナス払いの場合も一括同様、手数料はかかりません。
暗証番号は誕生日などわかりやすいものにしない
クレジットカードの支払いで、暗証番号を入力する手続きがあります。
暗証番号はクレジットカードを申し込む際に設定するのですが、わかりやすいものは避けてください。
わかりやすいものとは自分の誕生日や「1234」のような連番、「0000」をはじめとした4桁一緒の番号です。
このような暗証番号の場合、他人も簡単に推測してしまうので不正利用のリスクが高まってしまいます。
複雑な暗証番号にしていると忘れるかもしれないと思って、クレジットカードに暗証番号を書き入れたり、保管場所に暗証番号の書かれたメモを残す人がいます。
このような行為も他人に暗証番号を容易に知られてしまう可能性があります。
暗証番号の管理が不十分で不正利用された場合、補償が受けられない可能性があるので暗証番号の管理は厳重に行いましょう。
代金の支払い方法は銀行引き落としが一般的
クレジットカードの支払い方法ですが、指定の口座から利用代金が引き落とされるスタイルが一般的です。
クレジットカードの代金支払いシステムですが、締め日に1カ月の利用金額が確定して支払日に口座から引き落とされます。
この繰り返しでカードを利用し、代金を支払っていくわけです。
具体的な事例で紹介しましょう。
たとえばとあるクレジットカードの締め日が月末で、支払日が毎月10日だったとしましょう。
この場合、1月1日から31日までのクレジットカードの利用金額を、2月10日に口座引き落としになるわけです。
支払日についてはしっかり確認しておきましょう。
支払い日までに十分なお金が口座にないと、引き落としができなくなってしまうからです。
またカード会社の中には、複数の支払日を用意している場合もあります。
そしてその中から利用者自身が任意で都合のいい日を選択するわけです。
マイページで利用状況を確認して使いすぎを防ぐ
クレジットカードのデメリットとして、ついつい使いすぎてしまうリスクがあります。
そうならないために、利用状況をしっかり把握しておくことが大事です。
現在では各カード会社とも、アプリやブラウザでカードの利用状況を確認できるマイページを用意しています。
利用明細が郵送されなくても、その時々の利用金額が確認できます。
もし使いすぎているようであれば、以降のカード利用をできるだけ控えるといいでしょう。
また利用状況をこまめに確認すれば、利用限度額まであとどのくらい余裕があるかも逐一把握できます。
クレジットカードを利用したところ、利用限度額いっぱいになっていて支払いできないといった事態も回避できます。
余裕を持ったカード利用を心がけるためにも、利用状況はマメに確認することをおすすめします。
初めてクレジットカードを作る人によくある質問
最後に、クレジットカードを初めて作る際によくある質問についてまとめました。
カードについてわからないことがあれば、以下の回答を参考にしてください。
クレジットカードはどのように使えばいいですか?
お店の場合にはまずレジで「カードで」と伝え、決済端末にカードを入れ、暗証番号を入力するか署名をすれば手続きできます。
ネットショッピングの場合、カード情報を所定の欄に入力して送信します。
初めてクレジットカードを持つのですが、どのようなことに注意すればいいですか?
まずは使いすぎないようにマイページやアプリなどで利用状況をこまめに確認しましょう。
また第三者による不正利用の恐れがあるのでカード情報はほかに伝えない、身に覚えのない請求があれば速やかにカード会社に連絡するなどの対策を講じましょう。
期日までに支払いができないとどうなりますか?
滞納した日数分の遅延損害金を支払わないといけませんし、信用情報に傷がつきます。
また支払いが確認されるまで、カードの利用が一時的に停止するので期日通りに支払うように心がけましょう。
初めてクレジットカードを作る際はサービスや年会費や手数料などを重視する
クレジットカードを作ると現金が手元になくても、手軽に買い物ができます。
また不正利用された場合の補償も受けられるので、いざというときに安心です。
ただしスキミングやフィッシング詐欺などの被害にあうリスクがあったり、使いすぎて代金が支払えなくなったりするリスクもあるので注意が必要です。
初めてクレジットカードを作るのであれば、年会費がいくらか、分割払いやリボ払い時の手数料がいくらか、付帯サービスとしてどのようなものがあるかで比較しましょう。
もし迷ったのであれば、ここで紹介した5つのカードの中から1つ選べば、まず後悔することはないでしょう。
皆さんもさっそくクレジットカードを作って、キャッシュレスなショッピングを体験してみませんか?