株ニュース
後場「3日続伸」
2018/05/21
大引けの日経平均は72円01銭高の23,002円37銭と3日続伸し終値ベースでも2月2日以来の23,000円台回復となった。
TOPIXは反落。
米中貿易戦争の懸念が後退したとの解釈が支配的だが23,000円台を復活したことで利益確定売り押され上値は重かった。
「世界景気の先行きには慎重な見方もあり、物色の方向感も定まっていない」という声が聞こえる。
日経平均2万3,000円~2万4,000円の累積売買高は約180億株。
2万2,000円~2万3,000円の約600億株と比較すると3割程度しかない。
もっとも累積売買代金はあまりアテにはならない指標でもある。
「CTA(商品投資顧問業者)などの機械的な買いをきっかけに伸長する余地を残している」という見方もある。
東証1部の売買代金は2兆1,284億円と低調。
東証1部の上昇銘柄は1,068銘柄で全体の51.2%。
値下がりは933銘柄。
東海カ、ファナック、マネが上昇。
鹿島、任天堂、東エレが下落。